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「ごめん、別れてほしい…！」
８年付き合った彼に振られた。
突如現れた派遣会社から派遣された人工天然おちゃめキャラぶりっ子歳下女の登場により、私の人生は一気に地獄に叩き落とされた。
…
「あんのクソアマァ゛っっ！！！！！」
誕生日に彼から貰ったバッグをコンクリートの道の上に叩きつける。
中で何かが割れた音がしたが、今はどうでもいい。
「私の８年…８年返せよぉ…っ……あのビッチ…！！」
浮気されると男は彼女 嫁を恨み、女は浮気相手を恨むと言うが、その通りらしい。
いとも簡単に心を奪われたアイツにも腹がたつが、その数十億倍あの女にムカついている。
すぐ横にある電柱を女に見立てて思いっきり蹴りあげる。
私が負傷した。
なんとか立ち上がり叩きつけたバッグを拾う。
ぐしゃりと不格好になったバッグをみていると、自然に彼の笑顔がフラッシュバックして、段々と視界がぼやけてくる。
「……っう゛〜〜…っう、ま、じ……っで、」
もう一度叩きつけてやろうとバッグを振り上げたが、なんとも虚しくなるだけだった。
「はぁ……ん゛、ふぅ………さっさとこっちからプロポーズしとけば良かった…いや、結婚してもどうせアイツに取られてたわ。窃盗罪で捕まんねぇかな。」
何となく家に帰る気が出なくて、自然と人が集まる賑やかな町に足が進む。
居酒屋が並ぶ………なんていうのここ。
まあとにかく、接待や飲み会でよく来る所に来てしまった。
こういう所にプライベートで来たことはなかったが、今はコンビニでお酒を買ってひとり寂しく宅飲みする気分じゃない。
賑やかなところで思いっきりお金を使ってお酒を飲みたい。
どこで飲もうか看板を見比べていると、トントンと肩を叩かれる。
なにも考えず振り向くと、いかにもな男たちが三人、ニヤニヤして立っていた。
「お姉ちゃ〜ん、今ひとり？誰か待ってんの？俺たちと一緒に遊ばない？」
一番手前の金髪、多分私の肩を叩いた奴だろう。
こいつ絶対クラスでイキってるタイプじゃん、経験人数とか自慢にもならない自慢するクソダサ男じゃん。
「結構です、彼氏待ってるんで。」
「え〜、可愛い子見つけたと思ったんだけどなぁ〜。」
「ほら言ったじゃん！絶対彼氏いるって！」
なんか偏見だけど何股もしてそうな男の子の言葉に、なんとも言えない気持ちになる。
残念だ、それはさっきまでの話でしたーっ！！！
三人組に手を振って、また看板を見比べ
ようとした。
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める(プロフ) - きゅんきゅん止まらないです💕続き楽しみに待ってます! (2月14日 2時) (
レス) @page32 id: 6642f03d42 (このIDを非表示/違反報告)
をわ(プロフ) - 更新ありがとうございます〜〜〜！！！相変わらず最高にきゅんきゅんしました、、、、、、、 (12月16日 2時) (レス) @page32 id: ab4027dd5b (このIDを非表示/違反報告)
晴瀬(プロフ) - 更新ありがとうございます！！低い声で圧をかけるなるせさんも弱々ふにゃふにゃなるせさんも刺さりました😇 (12月12日 15時) (レス) @page32 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - たたたったさん» コメントありがとうございます！(¨̮)♡頑張ります！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - らるすさん» これ以上ないお言葉ありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年5月6日 2時
