��.1 ページ24
「美味しかったです〜、ご馳走さま。」
「マジで美味かった。結婚しよ」
「また食べたい〜〜！！」
「んふふ、お粗末さまでした。」
3人に褒められ口元を緩々にしていると、あらきさんが食器を集め始めた。
「あ、えっ、私がしますよ？！」
「いや、こんくらいしか出来ないんで。」
そのまま食器を流し台に持っていき、慣れた手つきで洗い物を始めた。
まるで自分家のように洗剤とかスポンジの場所把握してたな…
あらきさんの家事スキルに関心して見惚れていると、めいちゃんに呼ばれ机に戻る。
「俺となるせ、コンビニ行ってきていーい？」
「ん？良いよ。気を付けてね〜」
「なるせがいなくて寂しいと思うけど」
「何言ってんの？」
「いってらっしゃいのちゅー」
「早く行け、ばか」
顔を近付けてくるなるせくんの両頬を掴んで別方向に向ける。
「んむ、あう…」
ぎゅ、と手を掴んでくるなるせくん。
………くっっそ、普通に可愛いんだよな腹立つ。
「ねーぇ、ふたりでイチャイチャしないで！！！」
頬っぺの触り心地と可愛い顔に思考停止していると、後ろからめいちゃんに抱き締められた。
「やだ、めいちゃんが嫉妬してる〜」
「なるへのなんらが？(なるせのなんだが？)」
「Aは3人のものですぅ〜！」
「いつの間にそうなった？」
めいちゃんって、肩幅がこう、男性って感じがして、抱き締められると落ち着く。
物理版の包容力がある感じ、私何言ってるんだろう。
「ふたりともいつコンビニ行くの。」
「Aがなるへのほっへはなひてくれないはら。(Aがなるせのほっぺ離してくれないから。)」
「Aは俺らと離れたいの？」
なんか言い始めたふたりを無視して無理矢理玄関まで押し出す。
あらきさんを見ると、キッチンをじっと見回していた。
掃除してなくて！すみません！！と心の中で叫びながら、ふたりが靴を履くのを待つ。
「じゃあ、すぐ帰ってくるけど！いってくるね！！」
「気を付けてね、いってらっしゃい！」
「いってらっしゃいのちゅーは、」
「しない。」
口を尖らせるなるせさんを笑いながら引っ張るめいちゃんに手を振って、ドアを閉める。
一応、鍵を閉めておこう。
リビングに戻ると、あらきさんは居なかった。
「あらきさん？」
声を掛けると、寝室から返事が返ってきた。
「何してるん、です、か………」
「これ、男物の服っすね。」
嫌なものを掘り出したようです。
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める(プロフ) - きゅんきゅん止まらないです💕続き楽しみに待ってます! (2月14日 2時) (
レス) @page32 id: 6642f03d42 (このIDを非表示/違反報告)
をわ(プロフ) - 更新ありがとうございます〜〜〜！！！相変わらず最高にきゅんきゅんしました、、、、、、、 (12月16日 2時) (レス) @page32 id: ab4027dd5b (このIDを非表示/違反報告)
晴瀬(プロフ) - 更新ありがとうございます！！低い声で圧をかけるなるせさんも弱々ふにゃふにゃなるせさんも刺さりました😇 (12月12日 15時) (レス) @page32 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - たたたったさん» コメントありがとうございます！(¨̮)♡頑張ります！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - らるすさん» これ以上ないお言葉ありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年5月6日 2時
