��.2 ページ16
女をやめたくなったのは今日何回目だろうか。
「めいちゃん、大きいタオルか掛け布団ある〜？」
「隣の部屋のクローゼット！！なるせ勝手に冷蔵庫開けないで！！！」
「おさけみっけ」
「まだ飲むの！？」
カオスしてんな…巻き添え食らわないだけマシか。
とりあえずあらきさんをソファに寝かせる。
寝かせた後のくたぁ…って感じが、色っぽい。
ほっ…んとに…35億のひとりになりたかったぜ！
「お邪魔しま〜す…」
めいちゃんの言っていた隣の部屋に入ると、寝室っぽかった。
一人暮らしにしてはデカいベッドだな…
飛び込みたい欲を堪えて、クローゼットを開ける。
来客用の布団っぽいものが沢山畳んで積まれていた。
「……何人宿泊させる気なん？」
とりあえず一番上の布団を引き抜くとなだれが！なだれが起きた！！！
見事沢山の布団に埋もれた私は半ギレで全ての布団をたたみ直した。
「これは労働費貰おう」
恨みを込めて勢いよくクローゼットを閉める。
最初に引き抜いた布団を持って、リビングに戻ると、そこには地獄が広がっていた。
「いひひひひひひっ、めちゃ、もっとのめ、のめのめ！」
「むりだぁ…………」
▼ 勇者めいちゃん は 魔王なるせ に 倒された ！
「たった数分で何本開けてんの…」
「あっ、A〜〜♡」
自分でも分かるくらい呆れ顔で机の上の缶を見ていると、なるせくんが飲みかけのお酒の缶をプラプラさせて手招きしてきた。
あらきさんにしっかり布団をかけてから、二人の近くに座る。
「めいちゃん大丈夫？」
「………っんふ、むりれ……す……へへ…」
完全に机に突っ伏してしまっているめいちゃん、目の前には四本のチューハイ。
うん、そりゃそうなるわ。
「なるせくんが飲ましたの？」
「あ！！Aかみきった？かぁいぃ〜〜」
駄目だこの酔っ払い、早くなんとかしないと。
また隣の部屋に行って布団をいくつか引っ張ってくる。
「ほらめいちゃん、横なれるよ」
「………」
どうやら寝てしまったらしい。
可哀想に、酔い潰れたら次の日頭痛いぞ〜(悪い顔)
流石にめいちゃんは抱き上げられそうもない、ずるずる引っ張って布団の上に寝かせた。
「おやすみ」
ぽんぽんとふわふわ茶髪を撫でると、ふにゃりと口元が緩んだ…気がする。
しっかり掛け布団もかけて、さて問題児。
「なるせく「なるせもねる」え？」
どうダウンさせようか考える必要はなかった。
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める(プロフ) - きゅんきゅん止まらないです💕続き楽しみに待ってます! (2月14日 2時) (
レス) @page32 id: 6642f03d42 (このIDを非表示/違反報告)
をわ(プロフ) - 更新ありがとうございます〜〜〜！！！相変わらず最高にきゅんきゅんしました、、、、、、、 (12月16日 2時) (レス) @page32 id: ab4027dd5b (このIDを非表示/違反報告)
晴瀬(プロフ) - 更新ありがとうございます！！低い声で圧をかけるなるせさんも弱々ふにゃふにゃなるせさんも刺さりました😇 (12月12日 15時) (レス) @page32 id: eab317b5b8 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - たたたったさん» コメントありがとうございます！(¨̮)♡頑張ります！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - らるすさん» これ以上ないお言葉ありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年5月6日 2時
