��.6 ページ28
「あぁありがとう…ごめんね…」
「ん、明日はいっぱい遊んでもらうから」
なるせさんはにや〜と笑って頬っぺを擦り合わせた。
か、かわいい…っ！！
洗濯物放ったらかして構ってあげたい気持ちをグッと堪え、洗濯物の続きをしようと手を伸ばす。
「ほらめいちゃん、早く起きて」
「もうすこしまって」
「大丈夫？お腹痛いの？」
「ううん！！全然大丈夫！！！」
心配になってめいちゃんのお腹をさすってあげようと近付くと、風の速さで寝室に行ってしまった。
「……嫌われた…？」
「っふは、違う違う。だいじょーぶ」
絶望している私の頭を撫でて、なるせさんも寝室に行ってしまった。
「もしかして笑顔が気持ち悪かった…？今度からめいちゃんの前では真顔でいた方がいいかな…」
洗濯物をたたみながら色々考えていると、玄関の鍵が開く音がした。
たたみかけの服を放り投げて急いで玄関に走る。
「あらきさん！おかえりなさい！」
「ただいま帰りました〜。すみません、遅くなっちゃいました」
あらきさんの両手には重そうな買い物袋が。
「全然！ゆっくりできましたか？」
「はい、お陰様で。色々買えましたよ〜」
満足そうに買い物袋を見せてくれるあらきさん。
と、同時に猫耳と尻尾がぴょこんと出てきた。
「かっ…わいい…！！！」
「ん？あぁ、これですか？」
猫耳を器用にぴょこぴょこ動かすあらきさん。
あざといっ！こんなにあざとい成人男性が存在してもいいのか……！？
「…はっ、すみません立ちっぱなしにさせてしまって！持ちますよ！」
慌てて買い物袋を持とうとすると、あらきさんは首を振った。
「ありがとうございます。でも、女の子に重たい物は持たせられませんから。」
無理…紳士すぎでは？
どうしよう、私が癒すつもりがめちゃくちゃ癒されてるんですけど！！
…
「はぁっ！！あらきさんが帰ってくる前に洗濯終わらせるつもりだったのに！！」
リビングに入ってすぐ、未だ終わっていない洗濯物を見て小さく絶叫する。
「あー…」
あらきさんの声に心臓がドキリとした。
呆れられてる…やっぱり任せるんじゃなかったって思われてる…！
『やっぱりAさんには無理ですね』なんて言われたらどうしよう。
事実に変わりは無いけど、もし言われたら立ち直れないかも…
「なるせとめいちゃんがAさんが遊んでくれなくて拗ねてるだろうな〜って思ってたんですけど、俺がいない間に何かありました？」
(続)
続く (更新停止中)
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - また読みたくなって覗きにきてみました！作者様のペースで！いつでも続きお待ちしてます！ (4月19日 0時) (
レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 林檎。さん» こんばんは！プリ小説の方からの方と同じ方でしょうか？またコメント、沢山愛読して頂きありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - まﾟ(飽き性)さん» 更新ありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）めちゃめちゃ嬉しいです😭😭続き楽しみにしてます😭😭💕 (12月11日 18時) (レス) id: d51569efbe (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 雛さん» こんばんは！1/20にコメントくださった方でしょうか…？すぐにお返事できず申し訳ありません。こうしてまたコメント頂けてとても嬉しいです(TT)♡ありがとうございます！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！約1年ぶりの更新になってしまいました。申し訳ありません(TT) (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年4月7日 18時
