��.3 ページ25
「めいちゃん起きて、ご飯出来てるよ。」
「……A〜、…？」
「Aだよ〜」
正座する私の膝の上に、頭を乗せるめいちゃん。
かわっ…いい…成人男性とは…
角を避けてふわふわの茶髪を撫でていると、不意に視線を感じてベッドの上を見る。
「………なるせさんおは「ちゅーして」よー……ござ…」
拗ね不機嫌モード入っちゃってる…
余計拗ねられても困るので、ちゅ、と頬っぺにキスすると、
「んぅ、Aすき、」
ベッドからずりずり降りてきて、ぎゅぅ、と抱き着いてくる。
甘々モードになってくれたみたいで良かった。
「なるせおもい…」
「あ゛？」
「喧嘩しないで、私の料理食べて」
「A料理したの？！」
「なるせと寝なかったのに料理はするんだ。」
「ごめんって……今日はあらきさんを休ませてあげたくて」
「流石優しいすき、もっかいちゅーして、」
「めいちゃんも゛ー！！！」
「はいはい」
弟がいたらこんな感じなのかな…なんてほのぼのしていると、流し台の音が聞こえた。
「あ゛っ、らきさん！！」
大慌てでふたりを引きずりながらリビングに行くと、あらきさんがキッチンでお皿や調理器具を洗っているところだった。
「なにしてるんですか？！」
「え、洗い物です。美味しかったのでお礼に…」
「今日は私がしますから！座ってて！！」
あらきさんの手からスポンジを取り上げ、ソファに座らせる。
「いや、だって」
「駄目です！今日の立場は私があらきさんであらきさんが私なんですから！！」
「何言ってるんですか？」
「分かんないです」
…
ちなみにふたりも見た目が酷いオムライスを美味しそうに食べてくれました。
…
なんとか洗い物を終わらせ、ぐったりしながら休憩。
「お疲れ様です、大変でした？」
「あらきさんの凄さを再確認出来ました…」
「無理だったらやめても良いんすよ。」
優しいあらきさんの声と撫でる手に誘惑される…くっ、！
「今日は一日中あらきさんのこと癒すって決めたので、頑張ります……！」
あらきパワーをなんとか跳ね除けた。
会社で発揮してた忍耐力も衰えてしまっている…これも修行しなおさねば……！！
「癒してくれるんすか？」
くす、と笑うあらきさんはいつもより柔らかく見えた。
耳も尻尾もゆらゆら揺れている。
やっぱり猫は最強に可愛い…うさぎも羊も可愛い。
「勿論です！なんでもしますよ、肩もみとか！！」
「それも良いっすねぇ〜、ちょっと考えます。」
…
続
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - また読みたくなって覗きにきてみました！作者様のペースで！いつでも続きお待ちしてます！ (4月19日 0時) (
レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 林檎。さん» こんばんは！プリ小説の方からの方と同じ方でしょうか？またコメント、沢山愛読して頂きありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - まﾟ(飽き性)さん» 更新ありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）めちゃめちゃ嬉しいです😭😭続き楽しみにしてます😭😭💕 (12月11日 18時) (レス) id: d51569efbe (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 雛さん» こんばんは！1/20にコメントくださった方でしょうか…？すぐにお返事できず申し訳ありません。こうしてまたコメント頂けてとても嬉しいです(TT)♡ありがとうございます！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！約1年ぶりの更新になってしまいました。申し訳ありません(TT) (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年4月7日 18時
