��.9 ページ13
「じゃ、行くぞ〜」
「い、いやだっ…」
「力弱いね〜君。可愛い〜♡」
足がガクガク震える。
何度も転けかけているのに金髪と浮気しそうな奴は私を引っ張るのをやめない。
…
逃げても逃げなくても襲われるじゃねーか！ふざけんな！(エア台パン)
う…こんな奴らに襲われるくらいならあらきさん達に襲われれば良かった…(？)
ってか、クローゼット整理しなければ良かった…
…
「汚ねぇ手離せよゴミ野郎」
「あ？」
引きずられながら公園を出るところで、聞き慣れた…き、聞き慣れてるけど…え？
「………め、めいちゃん？」
顔をあげると、また見たことない、めいちゃん。
いつものふわふわした元気なめいちゃんの雰囲気なんて微塵も感じられない。
走って探してくれたのか、少し息が荒れている…けど、そんなの気にならないくらいめいちゃんの目は殺気に溢れていた。
「"メイチャン"？女みてーな名前だなwで、誰だよお前」
え、お前なんでそんな余裕そうなん？？？
シンプルにこいつの馬鹿さに驚いていると、めいちゃんはゴミを見るような、軽蔑した目で金髪を睨みつけた。
「聞こえなかった？その汚ぇカス以下の手を離せって言ったんだよ。切り落とされてぇの？」
めいちゃんの殺意は金髪…いや、3人に向けられているのだろうが、何故私がビクビクしているのだろう。
「切り落とす…って」
私を囲んでいる3人が目を合わせ、一斉に吹き出す。
「っふ、ははは！切り落とすってよ！怖ぇ〜w」
「痛いわお前、いてて〜ww」
「かっこいいね〜めいちゃ〜んw」
ああ、コイツら、本当のほんとに…
"馬鹿"なんだな。
「め、めいちゃん落ち着いて…この人達頭悪いだけだから…」
「は？んだよビッチ人のこと頭悪いって」
「いやお前こそなんで殺意察知できんのかヤリチン」
「なんかコイツビビってた時はくっそ可愛かったのに今くっそ生意気じゃね？」
上には上がいることを知った私は無敵だった。
ホテルに連れて行く奴らより、今目の前で殺気を振りまいてるめいちゃんの方が怖い。
ギャーギャー喧嘩していると、
「う゛っ」
「「「え」」」
急に、金髪が目を見開いて倒れた。
多分こいつの本名は田中金太郎だろう。
…じゃなくて！
混乱していると、いつの間に近づいたのかめいちゃんが目の前に立っていた。
すぐ傍から感じる殺気…私じゃなかったら気絶してたね！？
恐る恐る殺気を発してる主犯の顔を見上げる。
「ねえ、ゴミはAと話さないでくれる？」
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - また読みたくなって覗きにきてみました！作者様のペースで！いつでも続きお待ちしてます！ (4月19日 0時) (
レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 林檎。さん» こんばんは！プリ小説の方からの方と同じ方でしょうか？またコメント、沢山愛読して頂きありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - まﾟ(飽き性)さん» 更新ありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）めちゃめちゃ嬉しいです😭😭続き楽しみにしてます😭😭💕 (12月11日 18時) (レス) id: d51569efbe (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 雛さん» こんばんは！1/20にコメントくださった方でしょうか…？すぐにお返事できず申し訳ありません。こうしてまたコメント頂けてとても嬉しいです(TT)♡ありがとうございます！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！約1年ぶりの更新になってしまいました。申し訳ありません(TT) (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年4月7日 18時
