��.8 ページ12
「っは、ぁ、はぁ…っん、か、から、だ…動かさないから…っ゛…はあ゛……」
現在、メイド服で夜の公園のベンチに座り込んでます。
どういう状況かって？こっちが聞きたいわ！
数分前…─
『写真撮っていいですか？』
『絶対やめてください』
『俺あの時の首輪持ってこよーか』
『やめて本当にトラウマ！』
『ねえ、これ脱がしていい？』
『駄目に決まってちょっやめ、やめてやめてやめて！？』
『あ！どこ行くの！！』
『身の危険を感じたので逃げさせて頂くでござるよ！！』
『なにその口調！？』
『ちょ、もう夜…！』
…
「はあ゛〜〜…っ。スカートで爆走って…高校生か…？私、もしかして文化祭時代の服着たから高校生にタイムスリップした…？」
スカートをヒラヒラ舞わせ(言い方オシャレ)、ツインテールを解いて、汗のせいで顔にくっつく邪魔くさい横髪をポニーテールに結びなおす。
段々荒れた息が落ち着いてきて、ベンチの背もたれにもたれかかる。
…そういえば、久しぶりの外だな。
あの3匹との同居初日を思い出す。
久しぶりのいってらっしゃいをくれた人達、辛い職場から引っ張り出してくれた人達、頭を撫でてく「お姉さん、こんな所で何してんの〜？」おい誰だキラキラの思い出シーンを邪魔する奴は！
「うわ！ガチでメイド服じゃん！」
「な！言っただろ？」
「マジかぁ〜…夜にメイド服でいるって、狙われてもしょーがねぇよな」
「え、え？」
空いた口が塞がらない。
どういうこと？なにこの人達！？
知らない男の人達3人に囲まれ、ベンチから立てずにいると、ひとりの金髪(いかにもクラスでイキってそうだ私の嫌いなタイプ)に手首を掴まれる。
「い゛っ！？」
「じゃ、行こーかおねーさん」
「へ、いや、なっ」
「いやいや、そんな服でいたら誘い待ちでしょww恥ずかしがらなくていーよ」
「あっ、いあ…こ、れ…」
あの時、あらきさんには簡単に言えたのに、言葉が出てこない。
走った時より心臓が激しく動きだし、冷や汗もとまらない。
手を振りほどこうとしても、もうひとりのチャラ男(こいつ何股もしてそうだ私の嫌いなタイプ)に片方の手首を掴まれる。
「おい、ホテルとれた？」
「おう、ばっちり！」
「はっ！？ほ、ほてる！？」
「当たり前じゃん、色々あるし、メイドさんにピッタリな内装のとこ選んであげたよ〜？」
茶髪の男(ピアスいっぱいしてる嫌いなタイプ)がニマニマしてスマホの画面を見せてくる。
うん消えろ。
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - また読みたくなって覗きにきてみました！作者様のペースで！いつでも続きお待ちしてます！ (4月19日 0時) (
レス) id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 林檎。さん» こんばんは！プリ小説の方からの方と同じ方でしょうか？またコメント、沢山愛読して頂きありがとうございます！(TT)♡ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - まﾟ(飽き性)さん» 更新ありがとうございます（ ｉ _ ｉ ）めちゃめちゃ嬉しいです😭😭続き楽しみにしてます😭😭💕 (12月11日 18時) (レス) id: d51569efbe (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - 雛さん» こんばんは！1/20にコメントくださった方でしょうか…？すぐにお返事できず申し訳ありません。こうしてまたコメント頂けてとても嬉しいです(TT)♡ありがとうございます！ (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
まﾟ(飽き性)(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！約1年ぶりの更新になってしまいました。申し訳ありません(TT) (12月11日 18時) (レス) id: ea157a0718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま゜ | 作成日時：2022年4月7日 18時
