日常を、あなたと (ページ6)

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✳︎ Ruki ページ6

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【久々帰省した！誰か遊んで！】

大学時代、サークルが同じで仲良くしてた友達4人組のグループトークが久しぶりに動き出す

明後日土曜の夜、卒業式ぶりに会ってご飯を食べに行くことになった

もう2年も会ってないのか、、

そう考えると、あれだけ仲が良かったのに少しだけ緊張する

でも、すごく楽しみ

早く明日の仕事終わらせないと、

ソファーに座りながら、

続々と流れてくるスタンプに口元を緩ませていると

瑠「ただいま〜

めっちゃいい匂い、もしかして今日ハヤシライス？」

「おかえり！

よくわかったね(笑)さすが瑠姫(笑)」

瑠「俺、伝説の鼻を持つ男って呼ばれてるからさ(笑)」

「わかったから(笑)

早く手洗って着替えておいで、食べよ！」

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2人でいただきます、と手を合わせて

熱々のハヤシライスを口に運ぶ

瑠「うーーーんまっ！

沁みるわ〜疲れた身体にAの手料理は」

「よかった〜(笑)

あ、そういえばさ瑠姫、今週の土曜に

大学の友達と駅前の焼肉屋さんでご飯することになったんだよね」

　

瑠「お〜いいじゃん、楽しんできて！

サークルとか？」

「そうそう」

瑠「ダンスサークルだっけ？いいな〜ご飯、

めっちゃちなみにだけど友達って女の子？」

「4人で行くんだけど、私も合わせて男女2人ずつ」

瑠「ほう、」

楽しそうにハヤシライスを食べているけれど

いいねえ、という声が少しずつ小さくなっていく瑠姫

瑠「めちゃくちゃちなみに、何時頃帰る予定？

まあ当日の流れにもよるか〜」

「うーん、まだわかんないけど

22時くらいには家に帰ってこれるんじゃないかなあ

あれ、なんかあったっけ？」

瑠「ううん、ただ聞いただけ(笑)」

声も表情も優しいままだけど、平然を装って

少しずつ当日の詳細を聞き出そうとしているな〜これは、と

なんとなく悟った

かわいい…、瑠姫(笑)

瑠「あ、待って俺も予定思い出した、

21時過ぎくらいに友達を駅前まで車で送るんだよね、

タイミング合ったら一緒に帰ろ？」

同じ日の21時過ぎに駅前に友達を送ることなんてなかなかないと思うけどな、？(笑)

少し見え見えの嘘をつく瑠姫ににやつきそうになりながら、

わかった、と

またハヤシライスを頬張った

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