日常を、あなたと (ページ21)

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✳︎✳︎ Sho ページ21

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今日は奨も私も休みの日。

せっかくの休みだから、

自然と目が覚めるまで寝ていようと思ったのに

奨「Aいつまで寝るの、ほら起きた起きた！

買い物行って、カフェでゆっくりしようよ〜」

休日も行動派の奨に、半ば強引に起こされる

「んーーー…」

奨「うわ！めちゃくちゃ不機嫌！(笑)」

楽しそうに笑いながら、先に寝室を出て行く彼

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もう少しだけだらだらした後、顔を洗って歯磨きをし、

のそのそリビングに向かう。

遅めの朝ごはんの用意をしてくれていた奨は

ソファーに座り、テレビを見ていた

「しょお」

奨「あ、起きた。ご飯できてるよ、食べる？」

眠気からか、奨の安心感からか、

休日を一緒に過ごせることへの嬉しさからか、

奨の顔を見ていると心がうきうきと躍る

ソファーに座る奨の太腿の上に

向かい合わせに跨るように座り、

首に腕を回し、ぎゅっと抱きつく

奨「お〜朝から大胆ですこと、Aさん」

余裕そうによしよし、と背中をポンポンしてくれる彼

奨「コアラみたいだね」

「うん、コアラ」

奨「コアラか〜、しょうがないなあ」

そういうと、そのまま私を持ち上げ抱っこしようとしてくる

「重いからやめてえ〜！」

足をバタバタと動かして抵抗する私

奨「このわがままA(笑)」

ひとしきり奨に甘えた後は

一緒に朝ごはんを食べて、

お出かけの準備をする

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電車に乗って、

前にまた来ようねって話をしていた

大型ショッピングモールに着いた

「新しいパジャマ欲しいの、もっとあったかいやつ」

奨「A寒いとすぐ起きちゃうからね、

いいのあるかな〜」

最近また寒くなったな〜夜、

と手を繋いで歩きながら話す

「…あ」

目に止まったのは、有名なパジャマショップ

奨「え、メンズもあるんだ、俺も欲しいこれ」

かわいい〜

と、私よりも真剣にパジャマを選び出す彼

奨「ねえA、これよくない？すごいふわふわ。

せっかくだしお揃いで買おうよ(笑)」

寝る時まで奨とお揃いになんかしたら

今よりもっと奨に甘えたくなっちゃいそう

でも、奨なら受け止めてくれるよね？

「うん、今年はこれでお揃いね！」

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