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凄まじかった音が静かになる。
それに伴って目を開ければ、そこには殺せんせーと、
「 校庭に雑草や凸凹が多かったのでねぇ…少し手入れしておきました 」
平らになった、綺麗な校庭。
「 先生は地球を消せる超生物。この一帯を平らにするなど容易いことです 」
忘れていたわけではないのだ。
けれど、あまりにも身近に親身にいてくれるものだから、殺せんせーが超生物だという意識が薄れていた。
「 もしも君達が自信を持てる第二の刃を示さなければ、相手に値する暗殺者はこの教室にいないと判断し校舎ごと平らにして先生は去ります 」
第二の刃。
私たちが胸を張って暗殺者を名乗れるための、もう１つの武器。
「 …いつまでに？ 」
「 決まっています。明日です。
明日の中間テスト、クラス全員50位以内を取りなさい 」
「「「 !!? 」」」
クラス全員が唖然とする。
そりゃそうだ、全員が50位なんて無茶な話に聞こえる。
もしこれが1週間前、いや1ヶ月前に聞かされたとしても驚きいやいや無理だろとか思うのに、テストは明日。
「 …さすがに厳しくないか 」
「 まぁ、俺とAはたぶん出来るけど。クラス全員は無理じゃね？ 」
そう、自慢するわけではないがカルマくんの言うとおりだ。
元々私たちは勉強が苦手なわけではない、寧ろ得意な方でもあるわけでその上殺せんせーの手厚いサポートがあったおかけで今回は自信がある。
でもクラス全員が50位に入れるかと聞かれれば…すんなり頷くことは出来ないかもしれない。
そんなことを思っている私たちとは反対に殺せんせーは余裕そうに周りを見渡す。
「 君たちの第二の刃は先生が既に育てています。本校舎の教師たちに劣るほど…先生はトロい教え方をしていません。
自信を持ってその刃を振るってきなさい。
自分たちが
私たちの先生は、超生物で暗殺対象だ。
それなのにどうしてかちゃんと先生をやっていて。
私たちに植え付けられた劣等感を拭い去ろうとしてくれる。
まったく、殺しづらい先生だ。
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奏(プロフ) - ななさん» わ、ありがとうございます！ (2018年11月2日 11時) (
レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - オリジナル嬉しいです！ (2018年11月1日 16時) (レス) id: 4c73f4e37a (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 妄想族同盟No.1さん» ありがとうございます！夢主ちゃんの性格は思い切り自分好みなので…そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年10月12日 22時) (レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
妄想族同盟No.1(プロフ) - いつも更新ものすごく楽しみにしてます！とっても面白いです！夢主ちゃんの性格とか言葉遣いとか大好きです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年10月12日 10時) (レス) id: fd6c898520 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - におさん» 全然文才なんてないですよ！頑張ります、ありがとうございます！ (2018年9月25日 19時) (レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年9月14日 22時
