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ビッチねえさんの授業は最悪だった。
授業を始めないと思えば、下唇を噛んで1時間いろなんて雑すぎる。
そりゃ、殺し屋からすれば授業なんて専門外なんだろうけど、一応受験生だし。
みんなの不満は溜まるばかりだ。
「 …おいおいマジか。2人で倉庫にしけこんでくぜ 」
体育の時間。
射撃の練習をしていれば、いつのまにか帰ってきていた殺せんせーとビッチねえさんの後ろ姿。
「 …なーんかガッカリだな、殺せんせー。あんな見え見えの女に引っかかって 」
「 烏間先生。私たち…あの
「 …すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。
だが、わずか1日で全ての準備を整える手際。殺し屋として一流なのは確かだろう 」
烏間先生も渋い顔をしてる。
けど確かに、烏間先生の言うとおりあの人は腕のいい殺し屋なんだろう。
渚くんを骨抜きにして、殺せんせーとの密室状態までスムーズに事を運んだ。
まぁ、でもそれはそれ。
問題は殺せんせーがビッチねえさんに殺られるのかということ。
「 …あ、外した 」
みんなが銃声が聞こえた倉庫に意識を向けてる中、的に向けて撃ってみるけど中心から大幅にずれた。
射撃は苦手だなぁなんて思いながらもう一度構え直して引き金に手を掛ける。
そして引こうとしたとき、
「 いやああああ‼ 」
甲高い叫び声が聞こえた。
それに驚いて銃身がぶれ、BB弾があらぬ方向へ飛んで行った。
痛ッ、という誰かの叫びは聞かなかったことにしておこう。
ヌルヌルヌルヌルと気持ち悪い音とあまり校舎で響いてはいけないような健全でない声。
倉庫で何が起きてるのか分からず、みんなが走っていくのについてく。
と、殺せんせーが出てきた。
「 殺せんせー‼ 」
「 いやぁ、もう少し楽しみたかったですが。皆さんとの授業のほうが楽しみですから。6時間目の小テストは手強いですよぉ 」
「 …あはは、まぁ頑張るよ 」
ニヤニヤといつもの笑みを浮かべこちらに声を掛ける殺せんせー。
そのいつも通りの様子になんとも言えない表情を浮かべているとフラッと出てきたのはビッチねえさんだったが、
((( 健康的でレトロな服にされている‼ )))
あまりお見せできないような表情を浮かべたビッチねえさんは地面に倒れる。
大して殺せんせーは見たことない悪い顔をしている。
これは…ビッチねえさんにとって、大分屈辱的かもしれないな。
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奏(プロフ) - ななさん» わ、ありがとうございます！ (2018年11月2日 11時) (
レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - オリジナル嬉しいです！ (2018年11月1日 16時) (レス) id: 4c73f4e37a (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - 妄想族同盟No.1さん» ありがとうございます！夢主ちゃんの性格は思い切り自分好みなので…そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2018年10月12日 22時) (レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
妄想族同盟No.1(プロフ) - いつも更新ものすごく楽しみにしてます！とっても面白いです！夢主ちゃんの性格とか言葉遣いとか大好きです！これからも更新頑張って下さい！ (2018年10月12日 10時) (レス) id: fd6c898520 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - におさん» 全然文才なんてないですよ！頑張ります、ありがとうございます！ (2018年9月25日 19時) (レス) id: 9670b195a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏 | 作成日時：2018年9月14日 22時
