夕焼けMemorial

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先生とキスが出来なかったのが少し残念だけども絆創膏の上にキスされた事を思い出すと頰を赤らめた





「知らない番号だな・・・・

もしもし？





何故この番号が・・・・


あーなるほどそうですか！


今一緒にいるので変わりますね！」


と先生は携帯を私にと渡す


「君の兄からだよ」



「え？！」


受け取ると


「「A？無事か？？」」


朝、話したのに雨弥兄の声が久しぶりに感じた



「私は大丈夫だよ

体もなんともないよ」




「「ああ、それなら良かった

何ともないならいい


ちょっと先生と変われ」」

わかったと言って携帯を先生に返した





「はい、変わりました


ええ、勿論です
彼女にも参加させる必要があるので・・・


はい、・・・・」


だんだん先生の声が小さくなって

あ、切れたと兄との電話が終わったようだ






「君のお兄さんは、人間なんだよな？」





意味不明なことを言ってきたので、はい？？と返してしまった

今は電話しても繋がらないよと言われた

どうやら兄は先生に何か言いながら携帯を握り潰したようで壊してしまったのかもしれない

何を言ったんだろう・・・


「なあ、A」

先生に名前で呼ばれて顔をあげた



「お前はまだ・・・









俺のことが好きか？」



そう言われて私は椅子から立ち上がって
先生の目の前に立って背伸びし



さっき兄からの電話で出来なかった事を自分から先生にキスをした

「好きだよ」


と私は微笑んだ

先生が人殺しだろうが、悪人だろうが

私は柊一颯が好き


あの日、初めてここであった時から

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