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柊side2



「今はこっちも静観しているがな

このままっていうわけにはいかねえぞ、うちには有能な部下がいるからな」


「郡司真人警部補ですか」

「あいつはもう相楽家までたどり着いちまった」



厄介だな

退場してもらう事になった



そして俺は五十嵐さんのズボンを捲ってそこから拳銃を取った




「丸腰って言ったじゃないですかー」

「その後で隠して持って来いって言ったのお前だろ」

代わりに水鉄砲を入れようとしたがいらないと言われた




「五十嵐さんの明日を生きる活力って何ですか?」


分かっていても聞いてしまう


「何だいきなり、言わなくても分かるだろ

そのためにお前に手を貸してんだから

この事件の結末にハッピーエンドはないぞ」



「分かってますよ」

「じゃあ俺そろそろ戻るわ


あっ・・・ちょっとお前一発殴ってくんねえか?

手ぶらで帰るわけいかねえから」


本気で殴ろう




「いや・・・そんなに・・・・あの」



五十嵐さんは距離離れるなと

俺はAが巻いた包帯を取って殴る方の手に巻いた

そして五十嵐さんの頰を目掛けて殴った






「いてて・・・・マジで殴りやがったな・・・」

「殴ってくれって言ったのは五十嵐さんでしょー」



五十嵐さんの頰には殴った所で赤くなっている

おにぎりの入った二つの袋を持って階段を上がろうとすると

五十嵐さんがあっと言って





「忘れてたんだが、お前賀島Aと付き合っていたのか?」





その言葉で固まった

何で知っているんだ?


「付き合ってましたよ

Aの事好きだからこの事件を起こす前に別れました

何で知ってるんですか?」




Aを巻き込むのは嫌だから言わなかったが


「その兄から色々聞いてな・・・」





五十嵐さんは口を閉ざしてしまった





気になる


「何ですか?

黙ってたら気になりすぎて本当に殺してしまうかもしれませんよ」


と言うと

五十嵐さんはため息をした



「本当は本人から聞いた方がいいんだが・・・


賀島Aは」









お前の子を身籠っている







そんな言葉が頭の中で木霊した


Aが


俺の子を


妊娠していると

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柊一颯LOVE - 白鯨さん» どういたしまして最後まで頑張ってね応援しています (2020年1月18日 20時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» ありがとうございます!最後まで頑張りたいと思います! (2020年1月18日 18時) (レス) id: e8bd0ab856 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 白鯨さん» 作品を何時も見ています頑張ってね応援しています (2020年1月18日 13時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - 、さん» すみません、レスの部分を押し忘れました。教えていただきありがとうございます。 (2020年1月18日 6時) (レス) id: e8bd0ab856 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - ありがとうございます!初めてなのでちょっとわからなかったです。助かりました。外しましたので続きをお楽しみくださいませ。 (2020年1月18日 6時) (レス) id: e8bd0ab856 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白鯨 x他1人 | 作成日時:2020年1月17日 21時

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