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「パパー!ママー!あのね、ぼくこせいでたんだ!」
「ほんとに?すごいじゃない!今日はお祝いね!」
「ほんとにな!どんな個性なんだ?お父さんに見せてみろ!」
「いくよー?みててね?」
「な、なんだこれ...恐ろしい...」
「な、何よこの個性...気持ち悪いわ!!」
「何なんだ...お前なんて息子じゃない...!忌み子が!」
「そうよ...!!私の息子を返してｯ!!!」
「あんたなんて生まなければよかった!!」
「あかあさん?...!?いたい!いたいよやめてよｯ...」
これが齢4歳にして知った個性一つで人が変わると言う社会の現実。
「...こんな世界、俺が変えてやる。この個性で!」
そう決めたのが齢5歳の出来事。
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作者名：黒羽@Ric | 作成日時：2018年4月26日 22時
