▽好き。 ページ22
貴「…Aさん、僕は貴女が好きです。付き合って下さい。」
貴「嘘…」
零さんが私を…?
降「嘘じゃありません。」
貴「…私、子供っぽいですよ?」
降「知ってます。」
貴「…事件の事になると新一といる事が多いですよ?」
降「それは困りますねえ…僕が嫉妬してしまいそうだ。」
貴「グリーンピースが嫌いです。」
降「おっと、それは初耳ですね」
貴「人参も嫌いです。」
降「だから、ハンバーグの時いつも残すんですね」
貴「………お兄ちゃんが大好きなんです。」
降「…知ってます。」
貴「こんな私でもいいんですか?」
降「Aさんじゃないとイヤなんです。」
貴「!!」
降「イヤなんです。と言われたので仕返しです。」
いたずらっ子みたいな笑みを浮かべる零さん
貴「零さん」
降「はい。」
貴「大好きです!」
言うや否や、降谷に抱きつくA。
降「ちょ、まだ安静に…!」
貴「ありがとうございます、私の人生を色鮮やかにしてくれて。」
降「…そのセリフそのまま返しますよ、ありがとうA。君と出会ってなかったら僕はこんな優しい人になれていなかったよ。」
貴「ねぇ、零さん…?」
降「なんですか??」
貴「私今、すっごく幸せです…!」
ニコッと笑いそう伝えると、
降「…僕もだよ。」
と、微笑んでくれた。
貴「やっと見れた…零さんの本当の笑顔っ!!」
なっ!?と照れながら彼は顔を赤く染めた
そんな彼が愛おしくて。
じっと見つめていると彼が話しかけてきた。
降「…A」
貴「なんですか?れ…!」
零さんと言う前に私の口は暖かいもので塞がれた
136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:御名 環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2017年1月25日 0時