▽消えていく ページ20
なんで…
エ『バイバイだね…零くん…』
なんで…
伊『降谷!!』
なんで…
萩『いけ、
なんで…
松『あいつの事…頼むわ…』
なんで…
諸『ごめんな…
なんで…
貴『後先考えないところは私の長所だと思っています!』
安「なんで俺の周りの奴らは皆いなくなるんだよ…!!!」
米花中央病院につくと、見覚えのある顔が。
世「…随分、来るのが遅くないか?」
安「Aさんは」
世「手術は成功。だけど、さっき容態が急変してね。吐血したんだ。輸血をしてるけど足りるかどうか…」
安「何型だ…」
世「え?」
安「Aの血液型は何型か聞いているんだ世良真純!!!」
貴「……ん……」
世「Aくん!!!」
貴「ま、すみちゃ…」
世「良かった!!今、医者を呼んでくるよ!」
貴「…生きてる…ん?…え…れ、いさん…?」
赤「降谷くんに感謝しておくことだ…Aくん」
貴「赤井さん!?」
赤「一昨日、自分の血液を400ccも君にあげてそのまま看病をしていたのだから…」
貴「そん、な…」
…また、零さんに助けてもらったんだ…私…
貴「分かりました。赤井さん、貴方は何故あそこに…?」
赤「なあに、ちょっとしたヤボ用で真純に連れ回されていただけさ。」
チラッと左腕の方を見る。
規則的な機械の音と共にスースーと規則的な寝息も聞こえる。
貴「あ、あのちなみに私何日間眠っていたんですか…?」
いつものポーカーフェイスで
赤「3日くらいじゃないか?」
と答えられたから驚きを隠せなかった
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作者名:御名 環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2017年1月25日 0時