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瑠奈side
瑠奈＞洋平くん…
洋平＞だいちくんから聞いた、もう起きれるの？
瑠奈＞うん、まだ痛みはあるけど大丈夫
洋平＞そっか…
どうしよう
何から言えばいいんだろう
黙ったままの洋平くんと私を見て
だいち＞ちゃんとお互いが今思ってることをそのまま言えばいいんだよ、お邪魔虫は帰るからね〜
だいちくんが手をヒラヒラさせて病室を出ていった
そのまま言えって言ったって…
すると先に口を開いたのは洋平くんだった
洋平＞…中学の時はごめん
洋平＞俺の勝手で急に避けたりして
瑠奈＞ううん、私の事を想っての行動だったんでしょ？先輩たちに私が何もされないように
洋平＞なんでその事…
瑠奈＞さっきのお邪魔虫さんが教えてくれた笑
洋平＞だいちくんなんで言ったの…
瑠奈＞まぁとりあえず座りなよ笑
私は洋平くんに自分の近くの椅子に座るよう促した
洋平＞ううん、座らない、それよりも…
ｷﾞｭｯ
洋平＞…ちょっとだけこうさせて？
私…抱きしめられてる？
瑠奈＞あ、うん、いいよ…
洋平＞…瑠奈を傷つけたくなくて別れたけど、すごく後悔した
洋平＞自分の気持ちに嘘ついてまで別れるってあんなにしんどいとは思わなかった
洋平＞やっと再会できてからずっと言おうと思ってた
洋平＞俺はずっと瑠奈のことが好きだよ
洋平＞高校でも大学でも社会人になっても色んな人との出会いがあったけど、その度に瑠奈どうしてるかなってずっと考えてた
洋平＞瑠奈が俺の事どう思ってるかは分からないけど、俺はもう瑠奈しか好きになれない
洋平＞だからもう一度俺とやり直してくれない？
瑠奈＞洋平くん…
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作者名：るな | 作成日時：2019年12月30日 11時
