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ある晴れた昼下がり。
昼飯担当だった俺はよく出来た料理に気持ちを高ぶらせながらまだ来てなかったAを呼びに行った。
キヨ「Aお昼できたぞーって……あれ、A？」
Aがいなかった。
絶対部屋にいる時間だったのにいねぇ
キヨ「…なんで」
まさか…！！
慌ててみんなを呼ぶため叫んだ。
キヨ「レトさん！うっしー！！ガッチさん！！」
慌てた様子の俺の声にみんなはすぐ集まった。
レト「どうしたのキヨくん」
キヨ「Aがいねぇ。知らない？」
牛沢「は、？Aは朝飯の後からずっと部屋に…」
それは俺も知ってる。
だがどう見てもいねぇし、どうなってんだ？
ガチ「レトさん！あれ見せて！」
レト「あ！GPS！！」
レトさんがばたばたとレトさんの自室へ向かう。
たくさんあるモニターの1つに地図が示されている。
4つの点と離れたところに1つの点。
何かあっても居場所だけは分かるように俺らはGPS発信機を身体に埋め込んでいる。これが役に立つときが来ちまうなんて。
レト「…やられた。誘拐だ」
誘拐…？あのAを…？この
キヨ「おもしれぇことやってくれんじゃん？」
ガチ「ここ、松金建設だね」
松金建設のオフィス。場所はここからそう遠くはない。
松金建設とは、いわゆるヤクザ団体。
何のためにAをさらっていったのか知らないが、俺らTOP5に恨みを持つ人間なんて裏社会にはごろごろいる。
その辺のヤクザ使って俺らを殺してやろうとしている、とまでは検討がつくけど
牛沢「なんの恨みだか知らねぇけどよ、さっさとA助けに行こうぜ！」
ひどくイラついた様子だ。
うっしーだけじゃない。俺を含め全員が今にも人を殺めそうな表情だ。
無理もない。こんなこと初めてだ。
Aが誘拐されるなんて。
ガチ「何が待ってるか分からない。最大限の準備をしよう」
イラつきの中でも冷静にガッチさんは指示した。
キヨ「…ぜってぇ許さねぇ」
Aに何かあってみろ。俺止めらんねぇぞ。
続く (更新停止中)
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あちゃ - 楽しく拝見してます！リクエストみたいになるんですが、主人公ちゃんが捕まっておくすり(ヤバいやつ)打たれてくすり漬けにされ4人が助けに来てお薬抜けるまでそれぞれが苦しい思いをしながら日々を過ごす的なのを見てみたいです！これからも楽しみに待ってます！ (2021年2月15日 0時) (
レス) id: dabe64fc32 (このIDを非表示/違反報告)
ユウリ@Twitterやってます(プロフ) - こういうマフィア系でTOP4のお話あまりないので、ついつい見入っちゃいました！！とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: cdd2774812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠奈** | 作成日時：2018年9月10日 1時
