152☆戦えない ページ2
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真っ先に外へ出たアキノリは、
その光景を見て「ああ!!」と声を上げた。
あとから他の探偵団のメンバーやA、
須賀も外へ出てくる。
「妖怪……!?」
宙に浮いている不気味な何かを見てそう言った須賀。
「A、こいつが女郎蜘蛛だよ」
とAの耳元で、トウマが小声でささやいた。
Aは「えっ……」と目を見開く。
最後に出てきた日美子と所長は、
女郎蜘蛛を見上げると驚いて後ずさった。
「な、なんなのこれ!?」
「な、なんだかクモっぽいけど……。赤に紫に……金!?ま、まさかこいつは、オーパーツの本体!?」
「そ、そのようですわね！」
「よーし！調査マシンだ！日美子くん、手伝ってくれ！」
「はい！」
「若園たちは、こいつが逃げないように見張っててくれ！」
「わかりました！」
所長と日美子は建物の中に戻っていった。
「おじさん……所長のマシン、女郎蜘蛛をキャッチしてたんだ……」とつぶやくケースケに、Aが「そうみたいだね」と頷く。
ナツメは眉間にしわを寄せて「A……どうする？バトルする？」と訊ねた。
「さすがに……ここじゃ戦えないよ」
そのとき、
「いいや、今日は挨拶に来ただけだ！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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惠里子(プロフ) - おもちさん» 読んでくださってありがとうございます！全然更新できてなくて申し訳ありません!! (2020年3月11日 13時) (
レス) id: 810773929b (このIDを非表示/違反報告)
おもち - とても面白かったです！ (2020年3月11日 5時) (レス) id: 078190c9fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惠里子 | 作成日時：2019年10月12日 10時
