95☆あるもの ページ45
「で、おじさんをどうやって足止めしたの?3人とも」
Aも挨拶をし終えると、改めてナツメが問う。
するとウィスパーとジーたんはそっぽを向いて口笛を吹き始め、ミッチーだけが意気揚々と胸を張ってこう答えた。
「ふふふ、このミッチー、ナツメさんのために、
あるものをちょっと壊して参りました」
「あるもの?」
ナツメとAがそろって首を傾げる。
あるものってなんだろう……。
するとアキノリが言った。
「どーだっていーだろ。そんなことより、せっかくこれだけ仲間がそろってるんだから、祝勝会でもしよーぜ!」
途端にみんなテンションが上がる。
盛り上がった彼らを見て、Aは
「まあいっか」と思い直し、4人についていった。
その頃、LUNAでは……。
所長が憤慨していた。
「どこの誰だ〜!?
誰が、ボクのUMA捕獲マシンを壊したんだ〜!!」
「所長、早く現場に行かないと……」
と日美子がなだめる声も耳に入らず、
所長の叫び声が住宅街に響いた。
「せっかく完成間近だったのに〜!!」
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作者名:惠里子 | 作成日時:2019年7月30日 19時