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何時もと変わらない日を迎えた私。
お祖母ちゃんと一緒に住んでいる家を出て、途中のバスで会う同級生のリクオ君とカナちゃんと登校する。
二人と駄弁りながら教室に向かって歩いていると、今日は体育で走るタイムを測ると担任が言っていた事を思い出した。
…元々、私は運動するのが嫌いなので…極力してこなかったのだが、今回は大事な物らしいので仕方無く体育の授業に出る事にしたら…
__「−−6秒7！」
と言う驚異的なタイムを叩き出してしまったと言う訳だ。
__「Aちゃん凄いなぁ〜！」
__「私も速く走りたいっ!!」
色んな子からそう迫られ言われる。その中には最近体育で物凄い成長を遂げたリクオ君も居た。
リクオ君も充分速いのだが…他に一緒に走っていた子にどうしてそんなに速いのか、と聞かれると__「だってボクのじいちゃんは妖怪の総大将だからね！」と少々意味不明な発言をして周りが訳が分からない様な表情を浮かべていたと言う物だ…。
⋆✫⋆
午後の授業。
体育も何とか無事に終わって、今は各々班を作って自由研究をして来てクラスの生徒の前で発表すると言う物を行っている。
そして今発表しているのが…
「−−−こうして、子を喰らうおそろしい「妖怪」は陰陽の美剣士によって退治され それが
以上 私達の班は郷土の伝説について纏めました。」
まるで自慢している様言ってくるこの
うん、まあさ。発表するのは良いんだけど、その終った後に私に褒めて貰いたそうな顔で見詰めてくるもんだからぱっちり合った視線を急いで横に視線を向けたらそこには「ポカーン」と口を開けて驚いた様な表情を浮かべるリクオ君が居た。
そして彼はガタッと椅子から立ち上がり、清継のスピーチを褒め称えていたみんなのまでこう言ったのだ。
____「ちょ…ちょっと待って!!
今の可笑しくない?ーー妖怪っていい奴らだよ」
彼自身必死に伝えようとしたらしいが、その彼の発言により周りは「何言ってんだコイツ」を訴える様な視線をリクオ君に向けた。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月15日 14時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月15日 14時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
真夏の夜(プロフ) - 続きが気になります！楽しみです！ (2019年11月11日 15時) (レス) id: 1160d728c9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルっち(プロフ) - 五月七日さん» ありがとうございます!長く続かないしぐーたら更新ですけど頑張ります(笑) (2019年4月6日 12時) (レス) id: 7bbb5d9c34 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年4月5日 2時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧@あおい | 作成日時：2019年4月4日 20時
