ドラグニティ・ジェネシス【約束のネバーランド】

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__「放っとけないだろ？」


__「ーークソッ



__放っとける訳ねぇだろ」



















その後、苛ついた様子のレイは何とも悔しい表情(かお)をして戻って来た。どうやらノーマンと何か合っただろうが、敢えて聞かない。


それで今は、森の奥深い場所、母さんも滅多に来ないような深さまで来た。…誰にも聞かれるように。





「これ見ろよ」


「…『機械工学と人類の歩み』……」


「じゃなくて中。出版年」




如何にもエマが苦手そうな文だ。もしかしたら中を見るのかと思えば中の出版年だった。




「___¨2015年¨…」


「さっきはああ言ったがほんの30年。外に人間社会がある可能性もゼロじゃない。

だが勝算のねぇバクチじゃダメだ。


__外を知り__敵を知り__策を打ち__生き延びる。


やるからには勝つぞ」


「___うん！」




漸く纏まった僕達4人。

子供だけど、其々の才能がある。

自分の首を絞めるときも何時かは来る。それは必ずと言って良い程だ。


だから、一人一人が慎重に生き延びる。


敵を知っては…敵を撃つのもだ。









_______でも、エマとノーマンは先に…身近に居る敵を知り尽くさねばならない。

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