▽ Episode 10 ページ11
「!」
「えっ!?何でわかったんだ!?」
『え…いや、』
予想だから当たってないかと思ったんだけど…
『一織くんが三月の事兄さんって呼んでたの聞こえたし…3on3のチームの時の2人はほんとにぴったり息が合ってたからね…。でもなんで…?』
こんなこと聞くんだろ…?
もしかして身長差か?
「いや〜。俺達身長がさ…だから何時も間違えられてて…」
『私はそんなことどうでも良いと思うけど?
だって三月がお兄さんの事にはかわりないし。そんな身長の差の事なんてあなた達に兄弟には関係ないよ!』
本心ですね。
兄弟だから身長なんて気にしなくて良いんだよ。ちゃんと自信持たないとね。
「あ…ありがとな!//」
「会って直ぐにそんな事言えるなんて…。//」
何でか2人が顔を真っ赤に…
「どうもA。
六弥ナギと言います!よろしくお願いします!」
『お…お願いします?』
「美しいマイガール…」
『えっ!』
金髪美形が私を抱き締めてる…!?
「ちょっとナギ!!Aから離れて!」
『陸っ…さん!』
引き離してくれたのは良いけど
今度は陸さんに後ろから抱き締められてるよ…
「あっ!?ご、ごめんね!!///…
後それから…さっき言いそびれちゃって…オレも下の名前で…敬語もい、いらないよ!」
『あ、はい』
「OH…リク!ミツキと同じで恋の邪魔はいけません。」
『いえ、こちらは助かったんで。』
「OH…」
なんか個性的だな、おい。
『ごめん陸。後ろから支えてもらって。』
「そんな!オレの方こそいきなり引っ張ってごめんね?」
『むしろありがと!!』
「えへへ…どういたしまして!」
___『陸可愛いなぁ〜』
「え!?」
おっと口が滑った。
『なんでもございませーん。』
やべっ…今のは男の子にはNGワードだわ。
.
___「……Aの方が可愛いのに…。」
『え?』
聞こえなかったよ…!
「な、なんでもないよ!」
『ほんとか〜?』
「ホントだよ!!」
どんどん陸の顔が真っ赤になってく…。
ちょっと詰め寄り過ぎた?
そうだ…改めて挨拶しとこ。
『じゃあ改めて…皆さんこれからよろしくお願いします!!』
最後にニコッ…とね!
「｢｢｢!///｣｣｣」
『(え…?)』
いやだから何でみんな顔真っ赤なの!?
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作者名：るみえーる | 作成日時：2018年8月6日 13時
