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「 ジェイド、アレはワザとだな」
「 アレ。とはなんの事でしょうか？｣
「 とぼけても無駄です！昨日の夜のことです！」
早朝からわざわざ僕の部屋に来て、文句を言ってくる様子から見て相当昨日遮られたのが気に食わなかったのでしょうか。
偶然とはいえ、ベストタイミングで会話を中断させてしまったようなので、ほんの少しだけ同情しますが。
朝から何処にそんな元気があるのか、怒り散らしてくるアズールをあしらうかの様に目を細めるジェイド。完全に楽しんでいる。
「 んだよ……朝からうるせー｣
「 おはようございますフロイド」
「 ジェイド！！僕の話はまだ終わっていません！」
いつものアズールなら、フロイドに聞かれないよう部屋の外へ僕を連れ出すのに。寝起きで頭が回っていないのか、怒りで我を忘れているのか。
「 アズールなに朝からカンカンになってんだよ」
「 実は昨日、アズールがAさんの手を握り熱の篭った眼差しを向けて愛の告白を｣
「 全っぜん違います！！僕はそんなことしようとしていません！」
何を話していたのか、何をしようとしていたのか。二人の背中しか見えていないのでただ適当に言っただけなんですけど、動揺しているのが手に取るように見えて笑いをこらえるのが精一杯。
ジェイドの一言によりフロイドは完全に起きたようで、目をキラキラと輝かせて話の続きを強請る。
「 えー？なになに、アズール遂にナマズちゃんに言った？」
「 それが、僕がイカ墨パスタを持っていたからか、彼女が此方に関心を持ってしまって最後までは｣
「 んだよ。ジェイド邪魔すんなよなー、そんな面白い場面で」
「 はい。なので次回は今回の経験を活かして終わったあとに話に入ろうかと」
「 二人に聞かれるぐらいなら僕の左腕をあのワニにくれてやりますよ｣
それはそれは大層な心意気。
隠したいのは昔からの付き合いだからか、それとも……。
どの道アズールとAの事なんて双子には筒抜けだということに気がついてないのは、どうやら当人達だけらしい。
「 好きって言ったところでナマズちゃんぜ〜んぜん理解出来ないじゃん。「 俺も好きだぞ？おまえ餌くれるしな？」的なこと言ってきそー｣
「 そもそもキスの意味は教えてさしあげたんですか？」
「 あー……そういや、言ってなかった」
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愛(プロフ) - 蒼井とーるさん» はじめまして、コメントありがとうございます！夢主イラスト可愛いと言って頂けて嬉しいです( *´꒳`*)ゆっくりではありますが更新頑張ります！ありがとうございます！ (2021年12月1日 18時) (
レス) id: 1c0863e534 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる(プロフ) - 夢主イラスト、とてもかわよくて推せます！性格も最高に面白くて大好きです！頑張ってください！ (2021年12月1日 4時) (レス) @page5 id: f4c569577f (このIDを非表示/違反報告)
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