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「 アズール」
「 ……また朝からなんですか僕の部屋まで来て」
「 ……た」
「 はい？」
「 俺、太った……」
＊＊＊
「 あっはははは！ それで朝からナマズちゃん不機嫌なワケー？」
腹をかかえて笑い転げるフロイドのうりうりと頬を啄く指を齧る素振りを見せると即座に逃げた。
人が不機嫌な理由を聞いて笑い転げるとはなんて失礼なやつなんだ。アズールには自業自得だと鼻で笑われ、ジェイドに至っては俺の言葉が理解できないのか大量の唐揚げを差し出してきた。唐揚げにしてやろうかお前を。
「 あれだけ毎日食べていて太らない方が不思議ですよ」
「 太らないのが俺の体質なんだよ。 アズール、お前は太ってた方が美味そうだから肥えていいぞ｣
「 寝言は寝て言ってください」
久しぶりに体重計に乗ったらえらいこっちゃな数値になっていてぶっ壊れてるのかと思って齧ったらネジがぶっ飛んだ。俺は壊してないぞ、壊れたんだ。
「 ーーーて、事でよろしく頼んだアズール」
「 本当に体重を落としたいならその両手にあるお菓子を捨ててきなさい……」
「 アズール、食い物ってのは鮮度が大事。今食わなかったらいつ食うんだ？勿体ないだろ」
「 貴方別に腐ってても食べてましたよね？おなかも壊さずに」
とりあえず手から放せ、とテーブルの上にケーキを置かれた。惨い、惨すぎる。何の権利があって俺からケーキを奪おうというんだ。トレイ先輩が新作を作ったから食べてくれというもんだから貰わない理由がないだろ、申し訳なさすぎる……食材に。
「 そもそも太った原因がなにが分かっているんですか？」
「 アズールが俺に食事制限をさせるから腹が減って夜食を食べていたせいか……？」
「 理由が完全にリバウンドしている人の発言なのは気のせいですか？」
アズールはただ一言「 運動しろ」とは言ってきたが、そもそもワニは狩りの仕方がながらだから下手に動かなくていいんだよな。腹が満たされる上で痩せられる方法とはないものか。頭をひねって考え込むAの前に、ある一つの名案が浮かんだ。
＊＊＊
「 リドル、はよ」
「 ああ。おは……って、君なんでそんなにびしょ濡れなんだい？！」
「 朝起きて早々に海に飛び込んで水飲んできた。お陰様で海水で顔が浮腫んでる状態だ」
「 身体を動かすのが一番のだと思うが、どうしても君は口に物を入れたい主義なんだな」
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愛(プロフ) - 蒼井とーるさん» はじめまして、コメントありがとうございます！夢主イラスト可愛いと言って頂けて嬉しいです( *´꒳`*)ゆっくりではありますが更新頑張ります！ありがとうございます！ (2021年12月1日 18時) (
レス) id: 1c0863e534 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる(プロフ) - 夢主イラスト、とてもかわよくて推せます！性格も最高に面白くて大好きです！頑張ってください！ (2021年12月1日 4時) (レス) @page5 id: f4c569577f (このIDを非表示/違反報告)
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