私の仕事は声優である（はず？）

LIVE ページ15

今日は待ちに待ったイベント当日。進みが速いって？知らないよ←
『あぁ！！！』
緊張で頭の中真っ白。何時になってもイベントは慣れません。今回は特にうたプリですからね。
先輩しかほぼいない中でやらないといけないとか、新手の嫌がらせか？
『人人人人人人』
？「いや、怖いわ！」
？「流石に旗から見ると怖い」
？「大丈夫？」
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
人も書いてから食べたし、深呼吸もしてる。
パフォーマンスを落とさないために出来る限りの事はしてきた。会場の雰囲気もノッてる。
？「あ、駄目だ。聞こえて無いなぁ。」
？「えぇ〜？ヤバくないですか？」
？「俺らじゃどうにも出来ねぇからなぁ。」
後は、本番だけ。あぁ、でもあそこの振りの確認確認できてない！
出入りもそんなにしてないしもし、何かアクシデントがあったら…
？「A、A、A！！！！」
『は、はいっ！！！』
って、あれ？
『寺島さん？皆さんもどうかしましたか？』
寺島「いや、Aが自分の世界に入ってて呼びかけても返事しないから心配してただけ。」
え！！な、何と失礼なことを！！
『す、すいません。』
？「大丈夫だよ。うたプリのLIVEは初めてだから緊張すると思うけどいつも通りで大丈夫。」
『し、下野さんん！！(半泣き)』
優しすぎませんか？
？「ちょっとちょっと〜ずっと心配してた俺らは無視かよ？」
『そんな事無いです！谷山さん、宮野さん、諏訪部さん、鳥海さん、寺島さん、鈴村さん！心配してくださってありがとうございます！』
皆「「「「「(可愛い)」」」」」
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あぁ、始まっちゃった！！！緊張がぶり返して来る…
それにもうすぐ出番……受け入れてくれると良いんだけど……
？「大丈夫だよ。」
『前野さん！蒼井さんも！！』
「Aちゃんの頑張りは俺らが見てきたからきっと大丈夫だよ。」
「うんうん！ほら、顔を上げて笑顔で行っておいで！」
そうだよね。私は帝ユキ。私に暗い顔なんて似合わない。今日、全てを出し切る！
前野「(あぁ、大丈夫そうだね。)」
蒼井「(スイッチ入ったみたいです！)」
お二人共ありがとうございます。これで、行ける。
『行ってきます。』
前野 蒼井「行ってらっしゃい。」
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