俺と一緒に…

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宏太side



大「どうかしたんですか？」

隣で電話を聞いてた大ちゃんが心配そうな目で覗いてきた

「寝坊だってさ、足ぶつけて痛そうだったけど」


それから10分ぐらいで伊野尾は到着した。

家はこっから5分って言ったってはえぇよ


慧「はぁっ、ごめん遅くなって」


そこにたまたま雄也が通りかかった


雄「伊野尾くんが遅刻なんて珍しいじゃん

……ねぇ、伊野尾くん、顔白いよ？」

慧「へ？」


言われてみれば、いつも白い顔がもっと白かった


「熱は、ないな」

大「脈はちょっと早いですかね」

雄「血圧も測っとくか？」

慧「あーもうっ！顔が白いのは寒いから！

脈が早いのは走ってきたから！血圧も平気！

心配し過ぎ！回診いってきまーす」


みんなで寄って集って伊野尾体をベタベタ触った

見た感じ平気そうだけど、もうちょっとちゃんと見せて欲しかったな…

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