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杉丸「ここの武道場は

特別なルートで許可を貰った西ノ宮武道場

普段はオリンピック選手や西ノ宮家の人間しか

使用が不可能とと言われている」





晴「だからなん、」




「すみません、遅れました」





A「かんにんな、急にお呼びしたって

でももう必要ないみたいや」





「「いやいやいや!」」



A「なんや?」


愛莉「愛莉、西ノ宮先輩とお茶したいな〜っと

ここ、カフェテリアもあるって聞いたので

一度は行ってみたいと」


海人「強豪選手にご指導の

連絡をされていたなんて

すみませんでした、うちのバカ晴が」



晴「バカとはなんだバカとは!」




一茶「晴も少しは察しろよ」


杉丸「関係者がいないとここは使えない

そのために一茶を使って西ノ宮先輩を呼んだ」


晴「は?なんのために」


愛莉「晴のために決まってるでしょ!!?」


海人「オリンピック選手も排出した

ここの道場には近くに

勝負の神様が祀ってある神社がある」


晴「まじか……」







A「どうするんえ?

うちは別に帰ってもええねんで?

お稽古事があるさかい

うちも暇やありませんのや」



総二郎「なんのお稽古?」


A「茶です

祖母がうちに付きおーてくれるさかいなぁ

はよぉ帰って飲んでもらいたいんや」



総二郎「へぇ、俺も飲んでみたいな〜

Aちゃんのお茶、俺飲んだことないし」



A「そこらへんの緑茶でも飲み

うちは祖母のために作るんや

決してあんさんに飲ませるためやありません」



総二郎「酷いなー」笑


A「たらしが治ったら

うちの家に足を踏み入れるぐらいはしてもええで?」



総二郎「……そこまで俺のことが嫌いなの?」


A「たらしが嫌いなだけで

あんさんの事が嫌いな訳では無いと思うで?」


総二郎「じゃあ、」




A「さ、どないするんや?」


「Aさん、師範も来るって言ってました」


A「あら、そうなんですか」


晴「お願いします!!

先輩にとってはしょうもない事でも

俺は全力で価値に行かないといけないんです」





一茶「僕からも、お願いします」


総二郎「男は勝負事が好きだからね」笑




A「勝たなただじゃあきまへんえ?

あんさんがもし負けたら

傷がつんくんはうちも同じさかいなぁ


そこんとこ肝に銘じときぃや」



「「(こわっ)」」

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作者名:LuV | 作成日時:2018年6月26日 20時

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