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Flower ページ1











静かな部屋



畳の匂いと




立てたお茶の匂いが充満し



和を連想させる部屋





綺麗な姿勢で真っ直ぐに伸びか黒髪から


夏の暑さを感じさせない涼し気な佇まい


真っ白な肌に綺麗な黒髪が映える







ゆっくりと静かに開けられ


クリーム色のした短髪の髪の毛の男子生徒は


部屋にいる女子生徒へと真っ直ぐ歩いて


目の前で止まる







一茶「またここですか?先輩」


A「邪魔しに来たんなら帰りなはれ」


一茶「相変わらず釣れない人ですね、

まぁ、そういうところも好きですけど」


A「相変わらずの口癖やな」


一茶「今日お茶でもいかがですか?」



A「残念ながら、

今日はお稽古があるんです


誘うんなら、あんさんが言う


一茶ガールズとか言いはる人等を

誘ったらえぇんちゃいます?」




一茶「嫉妬ですか?」笑


A「あんさんの脳内はお花畑やな

私、その人等に嫉妬しとる暇あらしませんのや

かんにんな、」







西ノ宮 A


世界屈指の大財閥


そのお家柄は古来より続く日本芸能一家であり


歌舞伎や能面等を主にやっている


男三人兄弟の中に生まれた長女で


Aは女の子なため歌舞伎と能面には


幼少期の時に舞台に立った


だが彼女は茶道から華道

日本舞踊を初めとする芸能をやっており


祖父母から父母に厳しくそして


たった一人の女の子なため時に甘く育てられた


護身術に合気道と少林寺拳法を習わされたため


武道もできる



英徳学園高校ではかの有名なF4がいた当時高1

今は一茶達より一学年上の3年生




従兄には花沢類がいて

F4とは少なからず関わりがある


京都府から英徳に来たが

未だに京都弁が抜けない





一茶「んー、先輩」


A「なんや?」


一茶「今日のはちょーっと

協力してほしいんです」


A「せやから」


一茶「ちゃんと許可を得たので

今日は僕に付いて来て頂くことになります」



A「………は?」







華の成宮と茶の西門とは

家元同士仲がいい






一茶「よろしくお願いします」


A「いやや」

Flower→



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作者名:LuV | 作成日時:2018年6月26日 20時

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