いつもの学校に…… ページ5
いつだってこの学校は、この世界は同じ時間の繰り返し。楽しくもない、味気がない、笑顔になれない。
私からみたらそんな風にしか見えない。
予鈴が鳴り、朝のホームルームが始まろうとする。先生はいつものように生徒記録帳を抱えて教室に入ってくる。
「よーし、ホームルームを始める前に皆に話がある！」
先生は笑顔を一杯にして私たちに呼び掛ける。なんとなく教室がざわめく。
「今日からこの教室に新しい友達が来るんだ、皆で仲良くしてやってくれ！」
先生がこの言葉を言い終わる前に、教室の至るところから歓声が沸き上がる。先生は扉を開けて、外にいる転校生に話をかける。
「どーーもーー！アンダーバー星からやって来た、アンダーバーですっ！これから色んなことを体験するんだね！皆と仲良くできたら嬉しいよ！」
その転校生……アンダーバーと名乗る人は声に強い特徴があった。そしてなによりも……黒い仮面をつけている。黙っていても目立つ。その圧倒的な存在感によって、教室は一瞬にして静寂に包まれる。
「……何か質問をしたい人はいるか？」
先生がその空気を吹き飛ばすように私たちに質問を促す。
「はい！アンダーバーセイって何ですか？」
早速手を挙げたのはトモだった。にしても……それを聞きたい気持ちはあるけども、他の聞くことにしてほしかった。
「んーとね……あまり詳しくは説明できないけど、遠い国だっていうことは確かだね！遠い国から、はるばる日本にやって来たよ！」
外国人であるという事実に、教室のテンションは再び上がった。そんなテンションの中で、カナタが手を挙げる。
「特技とかってなんですか？」
その質問を聞いた途端に、アンダーバー君は『待ってました』とばかりに踊り出す。
「僕の特技はね、歌って踊って皆を笑顔にすることだよ！」
彼の、謎の高いテンションに教室は笑いに満ちる。そんな雰囲気と彼の姿に、私もつい頬が緩む。
「ルナ、あの人意外とイケメンじゃない？」
カナタが、横から話しかけてくる。顔は……仮面でよく分からないのが今の状態だ。
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デ・ロイテル(プロフ) - 7位イイね (2018年10月9日 22時) (
レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
デ・ロイテル(プロフ) - もう大丈夫だと思います (2018年9月28日 18時) (レス) id: 707fc28c68 (このIDを非表示/違反報告)
Olivie(オリヴィエ)(プロフ) - サイコパスさん» いいな〜、私まだアーカイブも見れてないんですよ。なんか、その様子がすぐに想像できてしまいますww (2018年9月12日 18時) (レス) id: 26b767d003 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス - 楽しかったでホラーゲーム実況楽しかったです！アンさんが上手いのにアワアワしてる感じがまさに撲殺天使…ちなみに、リアタイで見れました( ≧∀≦)ノ (2018年9月12日 17時) (レス) id: bee83dbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパス - ありがとうございます！自分も好きなときに勝手にコメントする感じになるので、無理無く返信いただけるとありがたいです。 (2018年9月10日 10時) (レス) id: bee83dbfd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivie | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maycry
作成日時：2018年5月10日 23時
