□ 心地良い □ 和也SIDE ページ14
僕より、ほんの少し小さい
Aから甘いｽﾄﾛﾍﾞﾘｰの匂いがした。
香水ではない、
でも、とても鼻に残る匂い。
A「かっ、和也？」
さっきまで、子猫みたいに
おとなしかったAは
今じゃ、腕の中で犬みたいに暴れ出す。
和也「なーに？」
A「離して‥欲しいなぁーって」
ここで離したら
二度と抱き締められないのかな‥
と思いながらも
腕の力を弱める。
和也「翔さん待ってんでしょ？行きなよ」
ホントは嫌だけど、
と心の中で思う。
A「和也も‥一緒に‥」
少しAは僕と距離を置くと、
そう呟いた。
和也「僕は二人と違って友達が多いんですよ」
口角をあげてそう言うと、
Aは膨れ面になった。
A「そーですかっ！、んじゃあいいもん！」
Aは机にあった箸を一つ取ると、
ふんと顔を背け、階段を登って行った。
僕も体を反転させ、席に着こうと
歩いた時。
携帯がポケットの中で振動した。
---------------【A】-------------
最後のは余計だよ‥
でも、ありがとね？
-----------------------------------------
一人で、そのメールを見て
くすっと笑った。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
果奈 - はじめまして(・∀・)ノ楽しく読ませてもらいました！これからの展開が気になって仕方ないです(゜-゜)←更新頑張ってください(^q^)☆ (2011年12月3日 15時) (携帯から) (
レス) id: b1ac484a5b (このIDを非表示/違反報告)
Ｓ - 更新よろしくです (2011年9月17日 23時) (レス) id: 5a0810b913 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 来たか来たか、待ってましたよ―ん＾＾ (2010年12月4日 0時) (レス) id: c4635a6dac (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - きたよーっ＾＾うははｗ (2010年12月3日 20時) (レス) id: ad48f4e2b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：羽生 由羅稀
