全員、めんどくさいっす。 (ページ6)

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shoside

今日はね！廉とお出かけすることになったんよ！

デートちゃうよ？！廉とやで！！！？

じゃあね、めっちゃ可愛い子とすれ違ったんですよぅ！

でもどっかで見たことあるなーって思ったら隣のクラスの子やったんです！

いつもあの子とうふ？ふうと？あ、フードか！

フード被ってて顔が見えなくて変や、ってちょーっとだけ有名なんですよ！

さすがの平野もあんな可愛いとは思いませんでしたよ！

芸能人さんかと思ったわ～

僕達が声かける前にもスカウトとかナンパとかにめっちゃ声かけられてたし！(そんな前から見てた。)

でも学校の女子みたいに濃い化粧してなくて

服はめっちゃ可愛いんやけど

香水とかもきつくなくて、ちょっとふわふわしたいい匂いがするんですよ(変態)

喋ったときなんか胸がキュンって。

んで、なんとかAちゃんとでかけることになった！！

…廉もいるけど。

永瀬「紫耀！何ぼーっとしてんねん！」

あ、色々考えてたら廉に怒られた。

『…』

さっきからAちゃんはずっと黙ってるし。

平野たちのこと嫌いなんかな…？

仕方ないかぁ…付き合わせたんも無理やりやったし…

でもなんか悲しいわ…

『…あの、どこいくんですか？』

永瀬「んー、カフェ！」

やっと喋ってくれた！

そうなんです！平野と廉がいつも行ってるカフェに行くんです！

コーヒーが美味しいんですよ！

Aちゃん、気に入ってくれるとええな…

平野「Aちゃんはなんで同い年やのに平野達に敬語なん？」

さっきから思ってたんです！

平野がたまに敬語になっちゃうのはうまれたて(生まれつき)ですけどね！

『…別にこれから関わらないであろう人達とタメ口で話そうと思いませんし。』

…なんでそんなこというん？

永瀬「今から一緒に出掛けるのに？」

『今日だけです。今日でおしまい。それに、脅されてるから付き合ってるだけで、

それ以外なんもない、ですよね？』

平野「…確かにその通りかもしれんけど…」