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ほとんど会話です。
Aside
つばめ「だから、私は毎日3回、神様にお願いするようになった。中学の頃から、毎日、毎日…神様、どうか、明日も…明日も何事もない1日になりますように。何かしくじって誰かを怒らせたり、仲間はずれにされませんように。
だけど、神様はちょっとだけ意地悪で、だから私も…いじめる側に回った。自分が弾かれないよう、やられてる子の悪口いって、1人弁当ウケるーとか、爆笑して…最低。そんな自分が嫌いで…大嫌いで…
けど、なんでいつもこうなっちゃうんだろう。やる方も、きっとなんでか分からなくて、やられてる側も、なんでやられてるのか分からなくて…それでも、我慢我慢って笑って。間違ってることも間違ってるって言えなくて、見て見ぬふりをしてる。私はもう…そんなのは嫌だ。
だから私は…変えたい…この学校を…変えたい…へんてこりんなこの世界を…変えたい。
これが…私の所信表明です…
生徒会長、春菜つばめ」
校長「面白いじゃないの。」
そう一言言うと、破かれる油森くんの退学届け。
「説教くせーんだよ!」
講堂内がブーイングの嵐になると、夏樹がつばめちゃん目掛けてバスケットボールを投げる。
南「ナイッシュー」
それを合図にみんな立ち上がり、9人で講堂をでる。
これからどうなるんだろう…ワクワクしてるのは秘密で。
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作者名:薮担の紫式部 | 作成日時:2018年9月26日 19時