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Aside
校長「ごきげんよう、誇り高き明蘭学園の皆さん…」
『ねえ、つばめちゃん、あのひとが校長先生だよね?』
つばめ「そうそう!…なんで?」
『んー、、、なんか、好きじゃないなーって思っただけ。』
つばめ「ふーん…」
教頭「第50代生徒会長に圧倒的支持で選出されたのは…2年1組春菜つばめ」
『え、つばめ、生徒会長選挙なんか出てたの?』
つばめ「え!?いや、なんというか…何となくというか…クラスの流れというか…」
美森「つばめ、つばめだよ?」
エミリー「だからサプライズあるって言ったじゃん」
美森「エントリーしたじゃん」
つばめ「それはなんというか、出なきゃ行けない流れって言うか、クラスで誰か1人出さなきゃ行けないっていう流れで…」
玲奈「その流れで、私たちがバックアップしたの」
つばめ「無理だよ、ムリムリ、だって私、ドジだし、人前出るの苦手だし、転校してきたばっかだし…」
南「大丈夫。応援するから。だって私たち…友達じゃない。」
エミリー「ともだち」
教頭「春菜、何してるんだ、早く出てこい」
美森「ほら、はやく!金時キレるよ?」
『頑張って!』
そう言うとこくんと頷いて前に出るつばめ。
校長になんか言われながらバッチを付けられ、前で話す。
つばめ「しん!キーン生徒会長として…バタンッ」
その瞬間笑いに包まれる講堂。
その中で何も出来なかった私はちっぽけな人間だ。
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作者名:薮担の紫式部 | 作成日時:2018年9月26日 19時