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Aside

「タクト先輩!食べてください」

タクト「あ、サンキュ」

「きゃー!」

A「なにあれ?」

夏樹のユニフォームを引っ張って聞く。

夏樹「あ?タクトのファンだよ。いつもの部活見に来てんだよ」

A「ふーん…夏樹にはそーゆーのいないの?」

聞くと鼻で笑って近ずいてくる。

夏樹「なに不安そうな顔で聞いてんの?」

A「不安なんかじゃ」

夏樹「そんな顔で言っても信憑性ねーよ」

頭を撫でて肝心なことは教えてくれない。

そのまま椅子に座っちゃったので陸の元へ。

A「陸とか夏樹とか波留にはいないの?ファン。」

陸「知らないけど、タクトみたいにあからさまなのはいないね。なに?夏樹のことで心配になっちゃった?」

A「そんなことないし」

陸「あそう笑」

A「陸はボール触らないの?」

陸「うん。所属してるだけ。ほとんど本読んでるし」

A「へー。ありがと。」

陸「ん。」

立ち上がり夏樹の膝に座ると腰に腕が回る。

夏樹「どっちでも俺はAだし。」

A「んふふ。心配して損した笑」

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作者名:薮担の紫式部 | 作成日時:2018年9月26日 19時

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