bubble Xmas ＊Daiki.S＆Tomohiro.K (ページ24)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:37,961 hit

＊ページ24

…

4年前。

神山『……えーっと、…小瀧くん…やったっけ？』

当時、……友達の後輩……というなんとも接点のない関係性にあったのんちゃん。

望『初めまして！小瀧望っす！よろしくお願いします！』

神山『…あ、あっ…よろしく。、？』

急に来たのんちゃんに、戸惑っているとのんちゃんがこちらにこうべを垂れてきて…

望『お願いがあるんすけど…』

って、捨てられた犬みたいな顔して言うから、俺も『あぁ、う、うん。』みたいな…言っちゃって

望『ほんまですか！！！』

あまりにも嬉しそうにするから後に引けへんし。

望『……神山先輩。東京に上京するんすよね？』

……多分。あいつやな。

俺は、内緒やでと言っていたにも関わらず簡単にバラした友を恨んだ。

神山『あぁ、まあ、そうやけど…』

望『……日○大学…一緒に見に行きません？、あ、それとももう受けるところ決まってたりします？』

神山『いや、それは大丈夫。』

望『ほんまです？…じゃあ、見に行きましょう！！！！！』

これが、……のんちゃんと俺の出会いやった。

……そして、この出会いが俺の運命を大きく変えていくんや。

神山『……小瀧君…なんか、よそよそしいな…えーっと、』

望『望でええですよ！』

神山『望な望…』

♡『のんちゃーん！』

神山『誰あの子。』

望『俺のファンですわ』

神山『…ぷっ、ははっ！！…ファンか！ええな。俺ものんちゃんって呼ぼ』