ヒースクリフの彼氏は国宝級イケメンのアイドルでみんなから愛されてます。「まほやく」「BL」 (ページ2)

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いつもの朝ページ2

澪side

カーテン越しに僅かに差し込む太陽の光に俺は目を覚ます。

澪「・・・5時20分か、キッチンに行こう。」
パジャマからいつもの服に着替えてキッチンに向かう。

澪「ネロはもういるだろうな。」

ネロは毎日誰よりも早く起きて朝食の準備をしてくれている。ネロが来る前は誰かに手伝ってもらいながらも、俺がひとりで作ることが多かったが、今では2人で作るのが日課になっている。

今日もキッチンからトントンッとリズミカルな音が聴こえてくる。

澪「おはようございます、ネロ、昨日は遅かったのに・・・朝早くから本当にありがとうございます。」
ネ「おはよう賢者さそれはあんただって同じだろ。」

昨日は東の国で任務があって帰ってくるのが夜遅くになってしまった、疲れが完全に取れているはずがない。
今もネロの顔には疲労がうかんでいる。

澪「今日の洗い物とか、ご飯の準備は俺がやります。」

ネ「いいのか?
じゃあ、朝食の準備以外は任せようかな。」

澪「全然いいですよ、任せてください。」

いつもお世話になってるし、感謝の気持ちを込めて今度何かプレゼントしよう。

澪「えっと今は・・・エッグベネディクトを作っているんですね、スープは・・・この材料だと、クラムチャウダーですね、じゃあ作り始めます。」

ネ「ああ、頼んだ。」

2人で他愛もない話をしながら朝食を作る、
食欲をそそる良い匂いがキッチンに広がっていく。

朝食を作り終えたとき、みんなが階段を降りてくる音が聞こえた。