見える世界 ページ9
ル「じゃあ葵、真美Aの事頼んだ」
葵・真「ラジャ!!」
放課後。ルカ達は部活で葵と真美で帰ることになった。
教室を出ようとすると
ポンポン
治「じゃあAまた明日な」
『!?ま、またね…?』
治くんに頭を撫でられた。
すると昨日のことを思い出した。
な、何?昨日限りのことじゃなかったの?
真「何、切り替え早くない?」
葵「侑くんの次は治くんか〜」
『違う!じ、実は昨日ね…』
昨日のことを2人に話した。
真「治は昔から密かに想いを馳せるからね〜本気かもよ〜」
葵「何年も幼馴染やってる真美が言うから本当かもよ〜」
2人とも声からして絶対ニヤニヤしてる。
ほとんど見えなくなって音とか声に敏感になった。
『2人ともニヤニヤしないでよ!』
すると葵がこんな質問をする
葵「そういえばAってさ、どれくらい見えてるの?」
『んー例えるなら…透明のレジ袋に50円玉ぐらいの穴が空いてるって感じかな』
真「じゃあAはいつも50円玉の穴を頼りに過ごしてるの?」
『うん。そんな感じかな』
葵「じゃあ、50円玉の穴が無くなったら一面透明のレジ袋…」
真「怖!!これずっと付き添った方がいいよ!」
葵はルカ達に私の視界の事を説明すると恐怖を感じたのか付きっきりの生活が始まった。
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作者名:うぃるうぃる | 作成日時:2022年1月15日 23時