スクープ -S side- ページ38
生の音楽番組を終えて
全員で録画のチェックをし
恒例の智くんのカメラ目線に爆笑して
楽屋に戻って着替える準備をする。
ケータイどこだっけ。
あったあった。
「はぁっ？！」
着信履歴を見て思わず声が出た。
M『ビビったぁ。翔くん、どうかした？』
「あぁごめん、何でもない」
全部Aから。
どうしたんだろ。珍しいな。
廊下に出て掛け直して
どうした？って聞く前に
『ごめんね！今終わったばっかりなのに！』
俺の声も待たずに
いつもと違う早口でまくしたてる。
「いや、なんかあった？」
『会って話したいの。今から会えない？』
「あー今夜かぁ…明日じゃ---」
『10分でもいいから、どうしても今日会いたいの！』
今にも泣きそうな声。
きっと緊急事態だ。
元々予定してた友達との飲み会をドタキャンして
一目散にAの家へと向かった。
電話で何度聞いても
理由を教えてくれねえし
居ても立っても居られなくて
駐車場から部屋までの間も走った。
「はぁはぁ。何？どうしたの？」
部屋で迎えてくれたAは
笑顔も無く青い顔をしてる。
『ごめんなさい、約束キャンセルさせちゃって…。』
「それはいいんだけど。早く話して。落ち着かねえから。」
脱ぎ捨てるように靴を脱ぎ
コートとマフラーを歩きながら外す。
ローテーブルに向かい合わせで座ると
手が震えてんじゃねえかってくらい
切羽詰まった感じで
バッグから封筒を出してきた。
うっそ…
ピンときた。
「撮られた？」
『…うん。』
「マジ？こっちは事務所から話来てねぇな」
脱ぎ忘れてたキャップを脱いで
髪を無造作に後ろに流す。
『あの、それがね、翔じゃないの…』
…は？
聞き間違いでなければ、
今、俺じゃないって言った？
んだよそれ。
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ジェシカ - こんにちは♪更新お疲れ様です。なんか見ていて可愛い感じなんでしょうね、翔くん(笑)バク転びっくりでした！まさか出来るとは…。まだまだ若いですね(^∀^) (2015年10月26日 10時) (
レス) id: e0dee21a42 (このIDを非表示/違反報告)
Love(プロフ) - ジェシカさん» こんにちは！風邪大丈夫ー？寒くなってきたもんね。Mステかっこよかったね！バク転凄い！ (2015年10月25日 9時) (レス) id: a37b0e2bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ - こんばんは♪お久しぶりです！熱を出してしまいまして、なかなか嵐の情報が入って来ませんでした…。でも！！今日のMステは見ましたよ(^∀^)相変わらずかっこよかったです☆ (2015年10月23日 21時) (レス) id: e0dee21a42 (このIDを非表示/違反報告)
Love(プロフ) - ジェシカさん» こんばんは！終わった後の楽しみがあると頑張れるよね！来年は合格と当選が一気に来るといいねo(^_^)o (2015年10月11日 23時) (レス) id: a37b0e2bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ジェシカ - こんばんは♪私は受験生なので今回も行けませんでした(泣)来年こそは行きたいと思います！ (2015年10月3日 19時) (レス) id: e0dee21a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Love
| 作成日時：2015年3月24日 23時
