会いに行くアイドルイナズマイレブンgo (ページ23)

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20話！by75期研究生ページ23

-青山視点-

青山「一乃どこいったんだろう？｣

レッスン室から出ていった一乃を追いかけてここまで来たけどいったいどこに行ったんだろう？

寮の中を探していると先程閉めたはずの部屋のドアが開いていた。

俺はドアノブに手をおいてゆっくり押すとベットに座っている一乃を見つけた。

俺もベットに腰を下ろす。

青山「どうしてあんなことをいったんだ？｣

一乃「・・・・・・・・」

やっぱり無言だ。

何を言っても反応がない。

一乃「・・・・・・だって・・・・・」

しばらくしてようやく一乃が口を開いた。

一乃「俺達だって最初の頃は頑張ろうって思っていた。だけどなかなか襲名出来ずに『不運の期』と呼ばれるまでになって・・・・・・・・あいつらには俺達みたいな惨めな思いはさせたくない・・・・・・」

あの言葉は一乃なりの優しさだったのかもしれない。

一乃「けどもういいんだ。俺がイナgoになったのは襲名が目的じゃない。DESの復讐だ！｣

青山「!!!!!!！｣

一乃「俺の父さんはDESに殺された。だから俺はイナgoになって復讐しようと決意した。」

俺は絶句した。

一緒に頑張ってきた仲間がそんな思いでいたなんてちっとも知らなかった。

俺は言葉を出そうとしても喉にその言葉がひかかってしゃべれなかった。

一乃「じゃあ俺シャワー浴びてくるから」

一乃は寂しい微笑みをしてから部屋から出ていった。

青山視点終わり

次の日の練習

夏未「はい！ストップ！｣

夏未「全然ダメ！昨日よりはマシになったけどまだまだ足りない！とくにダメなのは・・・・・一乃！今日のあなた全然暑くないじゃない！｣

一乃「すみません・・・・・・」

夏未「あなた今までなにやってきたの！もういいわ！白竜！あなたと一乃でホジションを変わって！｣

一乃「待ってください！なんでまだ入ってきたばかりの子に！｣

夏未「バランスを見ているの。それに今のあなたじゃあこのホジションに立つ資格はないわ！｣

夏未３人の容赦ないダメ出しに一乃さんは下を向いていた。

白竜「俺出来ません！｣

白竜「まだ振り付けも完璧じゃないです！だから後ろで先輩の振り付けを見させてください!だからそのためには先輩にしっかりてもらわないと困ります！｣

一乃「！!!!!」

A「白竜!それは言い過ぎだよ！」

一乃「ダッ」

一乃さんは走ってレッスン室から出ていった。

青山「一乃！｣

一乃さんを追いかけて青山さんも出ていった。