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「なぁ、どう？」
カ「うんうん」
「……じゃ、これは？」
カ「うんうん」
「これは流石に……」
カ「うんうん」
駄目だ。
カムイが壊れた。
常に低姿勢。ヤンキー体制で、睨みつけながら俺の目を見てひたすら頷いている。
服が欲しい、と適当に店に入り服の上から どう？ とカムイに聞いているのだが。
まるで赤べこ。ずっと首を縦に降って「うんうん」と言ってるだけだ。
「テメェちゃんと見てんの？」
カ「うんうん」
「俺の服選びそんな嫌？」
カ「うんうん……あ、いや、違」
「は？」
カ「違う、孫六さ…、！」
あたふたと俺を見ながら今度は、違う、と連呼し始めた。
そんなに緊張してんのか？まさか、行きたくなかったとか？
カ「こ、これ！孫六さん似合うッス！」
「殺す」
ガチャガチャとハンガーを鳴らして、俺に選んだ洋服はピンク色で胸元に可愛い猫がプリントされたロンTだった。
わざわざレディースをチョイスしてくるのだから、アイツは死をお望みなのかもしれない。
咄嗟に出かけた拳を必死に抑えた。
「帰る？」
カ「え？」
「帰りてェんだろ」
カ「帰りません」
「本当は来たく無かったんだろ」
はぁ、と大きなため息をつくと、さっきまでブンブン振られていた頭の動きが止まり、大きな目でこちらをじっと見つめられた。
カ「俺が行かないわけないじゃないッスか」
「いーって。分かんだよ」
何言ってんだこいつ みたいな顔で見つめるものだから腹立って店から飛び出してしまった。何やってんだか。
すっかり感情に支配されて思うように行かねェ。いつもこうだ。
近くのカフェに移動し、好きでも無いを頼んで適当に時が過ぎるのを待った。
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KARIN(プロフ) - 更新ありがとうございます！凄くにやけてしまいましたww最後の零二と楓士雄の掛け合いが最高でした！ また機会があればお願いします！ (5月3日 8時) (
レス) @page12 id: 04c1789ccc (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - 有り難うございます！ツンデレ彼女の零二と映画のキャラそのままの楓士雄でお願いします。内容は 雲野様にお任せ致します！お願い致します (2023年4月24日 13時) (レス) id: a87d96d4f5 (このIDを非表示/違反報告)
雲野(プロフ) - リクエスト大歓迎です(ᐡ ̥_ ̫ _ ̥ᐡ) (2023年4月23日 20時) (レス) id: d77f598b75 (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - 初めまして！初コメ失礼します！リクエストお願いしても良いでしょうか？ (2023年4月18日 21時) (レス) @page8 id: a87d96d4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲野 | 作成日時：2023年4月2日 0時
