君がいないと.2 ページ21
お昼時間。
友達の少ない私はいつも汐恩と2人で昼食を取っている。
「ねえ汐恩、今日行きたいカフェがあるんだけど」
最近近くにできたカフェが気になっているので汐恩を誘ってみた。
汐恩は呆れたような顔つきでため息をついたあと、
「お前ほんまに俺以外の友達おらんな」
なんて言ってきた。
「居るよ！金城くんとか木全くんとか大平くんとか」
「それ全部俺繋がりやん」
「いやそうなんだけど…」
それよりカフェ！！そう言おうとした時、
「ほら早く準備せえ、カフェ行くんやろ？」
さすが汐恩、分かってる！
「行く！！！」
「ほんとに調子のええやつやなお前…」
歩いて数分、目的地のカフェについてオーダーをした。
「汐恩、このパフェめっちゃ美味しいよ」
「ねえ汐恩、このアイス最高」
「汐恩、これ「お前そんな食って大丈夫なん？、夜彼氏と飯行くんやろ？」
汐恩からの冷たい目線。
、
「だいじょーぶだいじょーぶ！」
「純喜くんとのご飯は別腹だから！」
「はぁ、お前なぁ…」
そんな会話をしていると、後ろから抱きしめられる感覚。
「だーれだ！」
この声この匂い、私の大好きな
「純喜くん！！」
「ははっ、よう分かったな笑」
「純喜くんの事ならなんでも分かっちゃうよ〜！」
「ほんまかわええやつ！」
純喜くんが私の頭をわしゃわしゃと撫でてきた。
「たまたま歩いてたらAがいるの見かけてん、思わず来てもうたわ」
「ここ前から気になってたからお昼に来てみたの！」
完全に二人の世界。
私はすっかり汐恩の事を忘れていた。
純喜もそれに気づいたようで、
「あ、2人で飯食いに来とったやんな、ごめんな邪魔してもうて」
ちょっと申し訳なさそうな顔で言う。
汐恩も人見知りを発揮して
「ああ…大丈夫です」
いつもより低い声でそう言った。
この2人初対面だもんね。
私が何とか言わないと。
「えっと、これ、鶴房汐恩！！幼馴染なの」
とりあえず紹介しておいた。
「おい、これってなんやねん」
あ、汐恩怒った。
そんなことを考えていたら純喜くんがにこっと笑って、
「Aがいつもお世話になってます、彼氏の河野純喜です」
かっこよく自己紹介してくれた。
汐恩は一瞬鋭い目をして、ボソッと挨拶をしていた。
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ﾎﾞﾑﾊﾞﾑﾌﾞﾘﾝ(プロフ) - ｍｏｏｎさん» 返信遅くなってしまって本当にごめんなさい😖Twitterはやってないのですが私生活が落ち着いたら始めてみようと思っています！続きが気になると言ってくださって本当に嬉しいです〜❕🤍 (2022年11月11日 1時) (
レス) id: 9279bf3d17 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎﾞﾑﾊﾞﾑﾌﾞﾘﾝ(プロフ) - ななしさん» お返事遅くなってしまいすみません😖更新とてもゆっくりですが少しでもお楽しみ頂けたら幸いです🫶🏻🪄 (2022年11月11日 1時) (レス) id: 9279bf3d17 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - コメント失礼します。続きが気になります〜！😂更新まったり楽しみにしています！ (2022年6月21日 18時) (レス) @page22 id: 791bab0b0f (このIDを非表示/違反報告)
ｍｏｏｎ(プロフ) - 続きが気になってしかたありません(/_;)Twitterとかで書き手様やられてますか？？ (2022年6月9日 23時) (レス) @page22 id: 51324aec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎﾞﾑﾊﾞﾑﾌﾞﾘﾝ | 作成日時：2022年5月26日 23時
