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第51話 ページ6

Aside


新一に変装した快斗と新一、そして私を佐久島で拾ったヘリコプターは、日が暮れかかった空を旋回した。


「Aちゃんは一般人だからここに残っててちょうだい」
なんて言われて乗れなかったらどうしようかと思ったわ


佐「久しぶりね、工藤くん」


佐藤刑事が微笑むと、快斗は「どうも」と軽く頭を下げた。


佐「でも驚いたわ。コナンくんとAちゃんも一緒だったなんて」
新「ヘヘッ」
A「あはは…」


事が事だから苦笑いしかできない


高「佐久島に何か用でも?」
快「話は後で。飛行船を追ってください」


高木刑事の質問をサラリと躱し佐藤刑事に言った


佐「飛行船を追って!」
操「了解」


快斗と新一、私は顔を見合わせ、ニヤリと笑った。
飛行船を追うヘリコプターは、海上からやがてどこかの山の上空に出た。
拾われる前に周辺の地形を確認したから恐らくこの山は、三重県の布引山地


操「いました!飛行船です!」


操縦土が指さす力向に飛行船が小さく見える
快斗は身を乗り出して操縦席に手をかけた。


快「近づいてください。犯人たちに気づかれないよう、十分高度をとって」
操「了解!」


飛行船の後方から接近していった。
操縦士は高度を上げ


快「風向きと、今のヘリのスピードは?」
操「東南東、時速二百キロ!」


操縦士の言葉に快斗はうなずき、後部席に座りなおした。


快「このまま進んで、追い抜いた辺りで飛行船にスピードを合わせてください」
佐「工藤くん?」


佐藤と高木は意図がわからず、不思議そうに快斗を見つめる。
やがてヘリコプターはかなり上の高度から飛行船を追い抜き、前へ出た。
快斗と新一は窓から手を出して、フンフン…と頷いた。


何をするのかは分かるけど、風圧や高度でどれくらいの時間で飛行船()に着くのか計算は出来ない
…一応上のクラスだけど下から数えた方が早いし
てか、2人の知識量、IQを私と比べたら終わりか

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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています!(*´ω`*) (2022年2月9日 21時) (レス) @page16 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月葵 | 作成日時:2020年5月12日 12時

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