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涼介「結構飲んだ、」



ふぅ、とため息をつくと、体を揺らしながら、寝落ち寸前のAちゃんの姿。


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初めて知ったこと、1つ目。


Aちゃんはお酒を飲むと、すぐに眠気に負けてしまう事。



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涼介「ほら、ここで寝んなって、」


倒れかけた体を起こすと、「寝る」なんて駄々をこねてくる。


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涼介「風邪引いても知らないからな……」


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A「んー、確かに寒いかも。」



酔いのせいで、とろんとした目で見つめ、ふにゃって笑う彼女は

一言で言えば、妖艶で。


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呂律も回って居なく、更にかわいさを引き立てた。


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A「…んーでも、こうしたら温かいよ」


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次にされたことは、驚いて一瞬だけ頭が真っ白になった。


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涼介「ちょ…それは…」



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前に座っていた俺に抱きついてきたんだから。



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俺の頬にAちゃんの髪の毛が当たり、くすぐったい。

なんなら、女の子特有のあれだって、俺にがっつり当たっていて。


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徐々に俺の顔が熱くなって、高揚していく気分に気付いた。



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涼介「…だめだって、」


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俺の中で少しだけ剥き出しになる下心を必死に隠しつつ。


離そうとした。

女の子の力に負けるはずなんてないのに、巻きついた手を離すことなんてできなかった。

きっと心のどこかで、離れて欲しくなかったから。


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設定タグ:山田涼介 , 中島裕翔 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:▽りるらら!.。 | 作者ホームページ:m  
作成日時:2017年3月22日 15時

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