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涼介「それって、優しいっていうのかな?」
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A「…え?」
チラッと涼介君を見れば、真剣な眼差し。
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涼介「約束破るような、Aちゃんのこと傷つけるような人の事
「優しい」なんて、言うのかなって。俺には、そうとは思えないけど。」
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A「…んー、でも。」
私の言葉を遮るように、
涼介「他の女の誘い断れないんだから、優しすぎるのかもね。」
正論過ぎる言葉は、私の胸に強く突き刺さる。
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A「でもさ、そんなことされても、私好きなんだよ?
最低男から抜け出さないのも、私も、私だと思わない?」
昔から、友人に言われてきた。
「Aは男運がない。」って。
だから、罵られる事も慣れているし、自分で自分を貶すことも勿論慣れてる。
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それなのに、
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涼介「俺は、そうとは思わないけどな。」
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初めて、その意見を否定してくれたのは。
涼介君だった。
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A「へ?」
涼介「Aちゃんには、他に似合う人、もっといい人。居ると思うんだけどな。」
A「どうして?どうして、そんなことわかるの?」
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今まで、そんなこと言ってくれる人なんて。
寂しいけれど、だれ一人もいなかったから。
思わず、質問攻め。
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涼介「…ん?…分かんないけど。」
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困ったように、照れて、笑顔を見せる涼介くん。
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A「えっ、なにそれ!」
答えてくれるの、期待してたのに。
涼介「変なこと言ってごめん、、」
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気まずくなったのか、目を逸らして、
涼介「Aちゃんの好きな、ハチミツミルク飲む?」
立ち上がって、丸い目を更にキラキラさせて、聞いてくれた。
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りののん - はぁ…裕翔くん、これからどうするんじゃ…笑なにもう、涼介くんめっちゃいい人…笑もうほんと最高すぎます((真顔 (2017年3月22日 17時) (レス) id: 149cbb34f2 (このIDを非表示/違反報告)
▽りるらら!.。(プロフ) - まゆさん» コメントのお返事遅れてしまい申し訳ありません(;;)私の中で史上最高の悪い男裕翔くんに仕立て上げようと計画してます(笑)楽しんでみて頂けているようでとっても嬉しいです!移行先でも頑張りますので、もしよろしければそちらも読んでいただけると嬉しいです★ (2017年3月19日 0時) (レス) id: da8219d8c9 (このIDを非表示/違反報告)
▽りるらら!.。(プロフ) - 苺チョコさん» フォロバさせていただきました(><)有難うございます☆ (2017年1月22日 13時) (レス) id: da8219d8c9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - あぁ、裕翔くんやなやつ…。笑 いつももどかしい気持ちでこの作品見てます!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年12月30日 18時) (レス) id: 5e2b0c37b2 (このIDを非表示/違反報告)
知念 莉世(プロフ) - いえいえ! (2016年12月27日 13時) (レス) id: 94039e0dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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