ｅｐｉｓｏｄｅ３５ ページ36
次の日、何週間ぶりくらいに家に帰った。
貴「お姉ちゃんただいま」
香里奈「...Aおかえり」
貴「ちょっと話したいことがあるんだけど...いい？」
香里奈「うん。」
久しぶり過ぎるし、いろいろあったからなんだか気まずくて前みたいに会話は続かない。
貴「あのね......私留学したいと思ってるんだ...」
香里奈「えっ？......留学？」
貴「そう、来月には出発するよ」
香里奈「もう決めたの？」
貴「うん。いろいろ区切りもついたし...後悔はない。」
香里奈「.........紫耀くんは？」
まさかお姉ちゃんの口からその名前が出てくるとは思わなかった。
貴「...紫耀か...なんとなく紫耀の気持ちは分かってるつもりだから...｡」
香里奈「そっか...留学頑張ってね。応援する。」
貴「ありがとう。」
本当は、私の気持ち知っててどうして紫耀に抱きしめられてたの？とか、聞きたいことなんて山ほどあった。
でも、私が何を言ったって紫耀が振り向いてくれるわけじゃない。
潔く諦めなきゃ行けないときもある。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
投票数少ないですが、アンケートに答えてくださった方々ありがとうございます！
今は紫耀くんが多いですね！
まだアンケート取っているので答えてない方、答えてくださるとありがたいです！
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姫乃(プロフ) - 頑張って下さい！たのしみにしています！ (2017年12月14日 21時) (
レス) id: 57821df029 (このIDを非表示/違反報告)
平野。 - こういうお話大好きです！！更新楽しみにしてます！！！ (2017年6月10日 23時) (レス) id: 89a76173ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫蓉 | 作成日時：2017年6月10日 21時
