07 (2) ページ5
.
.
(( 選んださよなら 続編�� - Takashi.M -))
彼女はもしかしたら、
俺を過去にしてるかもしれない。
もしかしたら、
違う誰かと笑い合ってるかもしれない。
だとしても、気持ちだけでも
どうか、受け取ってはくれへんかな？
「っはぁ…どこや、」
彼女が働いているというお店の前、
店を覗きながら彼女を探す。
いくら探しても、彼女は見当たらなくて。
もしかしたら、今日は来てないのかも。
いや、佑亮の見間違いの可能性もなくはない？
そんなことを一人、悶々と考えていれば
『…太陽？』
後ろから、ずっと、ずっと
聞きたかった声がして振り返る。
「A、」
『なに、してるの？こんなところで、』
彼女は少し驚いた顔をしながら、
ゆっくりと話す。
「…Aに、会いに」
『私に会いに？』
「話したいこと、があって」
お互い目を逸らさず、
ただただお互いを見つめ合う。
「Aはもう、俺を過去にした？」
『…太陽が、そう言ったんじゃない』
「あー、まぁ、そうやんな」
彼女の瞳には、うっすらと涙が見える、
＿…あぁ、また俺は彼女を泣かせるんか。
なんてことを考える。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れ。(プロフ) - へーくら｡＠元平安京さん» ご指摘ありがとうございます。フラグ外させて頂きました。気付いていなかったので助かりました！すみませんでした。 (2017年3月29日 14時) (
レス) id: 02973f4f21 (このIDを非表示/違反報告)
へーくら｡＠元平安京(プロフ) - オリジナルフラグを外して下さい。 (2017年3月28日 19時) (レス) id: 2c9f73144a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れ。 | 作成日時：2017年3月28日 19時
