随筆が二十六遍 ページ32
全て嫌になる。前世は分からなくなり、家族であった彼らも居なくなった。死んだ。嗚呼、何て世界は残酷なんだ。
○月 ×◎日
体調も回復して運動の許可が出たある日。
『解錠ってこんな難しいの?』
俺は解錠に手こずっていた。最初は特に運動はせず徐々に体に慣れさせる。と云うのが良いらしい。
太「私は医務室の薬品棚を開けたいから身につけたのだよ。そう云う目標を立てたらどうだい?」
薬品棚、自i殺が目的だろうなぁ
『ふーん、でもそう云う目標、いざと云う時出てこないよね!それよりどんな薬を作って、どんな死に方をしようとしたの?』
太「よくぞ聞いてくれた!それは高血圧の薬と低血圧の薬を混ぜて同時に飲めば死ねると思ったのだけど、森さんに“それだと死なない”って云われたから諦めたよ。」
『へぇ、確かに普通に死ねそうだよね。そういえば、睡眠薬を過剰摂取すると死ぬらしいよ?』
太「それはとっくにやった。けど耐性がついて効かなくなった」
マジかよ
『なら、ナイフでブスッと切腹』
太「痛いの嫌だ。死ぬ迄のクールタイムが嫌。」
確かに一理ある。
『どんな会話してるんだろ俺(ボソッ』
今思い返すと頭可笑しい会話としか思えなくなる。何で乗ったの俺
カチャ
『あ、開いた。』
太「話してると君って結構やってるもの早く終わるよね。さてさて〜中身は?」
『此れって、』
其処に入っていたのは見覚えのあるあの“帽子”。
そして、俺に解錠を教えていたのは太宰君。
此れ絶対太宰君が中也君から奪ったな
知りたく無かった、
『あのさ、太宰君』
太「んー?どうしたの?」
『盗みは犯罪だよ?』
太「云っておくけど、ポートマフィアには通用しないよ?それに解錠も普通は駄目だし」
『盗みをしている人には云われたく無い』
太「酷い修治!私信じてたのに!」
『否正論でしょ』
そんな話をしている時
バンッ
中「おい太宰!俺の帽子何処にやった!?」
『嗚呼、それなら箱の中n...ムグッ』
太「あー!知らないよ!君の管理不足じゃないかなぁ、私ずぅーと修治と一緒に居たから分かんないなぁ!」
中「、、、そうか、なら見つかったら真っ先に俺に云えよ!?修治もな!?」
『ふぁいふぁふぁっふぁ、ふぇほふぁうふぃんふぁふぁふぁふぃふん(訳、はい分かった、でも犯人は太宰君)』
中「?まぁ俺もう任務だから。今日中に出来たら見つけてくれ!頼んだ!」
会ったら中也君の云っていたペトリュスを出来たら買ってあげよう、せめてものお詫びとして帽子と一緒に。
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ika - 作者ぼさん» 長々何度も済みません。使用報告にご指摘してくださった事を記載しました。間違っていたらまた教えてください。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 作者ぼさん» 長々何度も済みません。使用報告にご指摘してくださった事を記載しました。間違っていたらまた教えてください。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 作者ぼさん» 分かりました。ご指摘ありがとうございます。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - ikaさん» すみません!私アカウント無しで作っていて、何かエラーでidが変わっちゃったんで次は今のidになります。またあるかもしれませんが気にしないでください! (1月21日 22時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 七色和希(地雷皆無)さん» ありがとうございます!真逆ほぼ自己満足で書いたものを楽しんでくださって此方も嬉しいです😊 (1月20日 21時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ika | 作成日時:2023年11月18日 19時