随筆が二十四遍 ページ30
神様、私は、何か悪い事をしましたでしょうか?
これは、天罰でしょうか?
ーーー遡る事数時間前。
自分は大体体調が回復し、もう動いて良いくらいには調子が良くなった。なので気分転換に“外に出たい、出掛けて来ても良いか”などと森さんに云ったら、
森「うん、良いよ」
と、軽くOKサインを貰ったので外に出た処、
炳「は?津島、何で、お前、」
見られてしまった。
鈴「すまん!大事だっちゅうのに、遅れてもう、て、、え?」
俺が、ポートマフィアから出て来て、黒服の人間達に見送られている処を。
その前に何故、二人がいる、、普通の人なら、絶対此処は知り得ない筈、幾らポートマフィアは此処にいると分かっていても、流石に場所は、、
それに友人にバレて仕舞えば、これからの学校生活が全て終わりだ。こう云う時、しらばっくれれば大丈夫だろうか、
鈴「津島クン、此処、何処か分かっとるん?」
炳「おい、俺達、お前が心配で、」
、、、こうなるなら、成ってしまおう。
『やァ、作之助、炳五。久しぶり。何日振りだったっけ?』
ーーー悲しく、用意された舞台に“一人”で淋しく踊る道化師に。
『、、、此処だと周りに聞こえるからさ。場所を変えようよ。』
そう云い二人を連れてポートマフィアの手が掛かった店に二人を誘った。
『さっきも云ったけど久しぶりだね!真逆二人が居るとは夢にも思わなかったよ。』
俺は、前みたいに道化を演じた。そうすれば、少しは楽になると思ったから。、、、昔を、思い出す事が出来ると思ったから。でも、
炳「なぁ津島、何であんな処で黒服に見送られながら出て来たんだ?」
鈴「ワシ、津島クンとずっと一緒にいた訳じゃあらへんから分からへんけど、無理してんとちゃうか?何か変やで?」
炳「そうだよ。何か在るんなら話せよ。友達だろ?」
そうじゃ無かった。唯辛いだけだった。二人からは心配され、行き場のない乾き切った虚しさだけが残ってしまった。
『気にしないでくれよ!別なんでもないんだ。唯、疲労困憊で倒れた所を助けてくれた恩人だよ。何も心配無い。』
だけど、辞めるわけにはいかないんだ。俺が、死ぬ迄。
“人間失格”と云う名の烙印が無くなるまでは、、ね。
でもそれは不可能である。理由は俺自身が俺を人間失格と決めているから。俺の認知が変わらないともう、どうしようもない泥沼なのである。これで分かったであろう。俺が冒頭の様に成っていたかは。
だが、
鈴&炳「「、、、」」
二人はそうで無かった。
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ika - 作者ぼさん» 長々何度も済みません。使用報告にご指摘してくださった事を記載しました。間違っていたらまた教えてください。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 作者ぼさん» 長々何度も済みません。使用報告にご指摘してくださった事を記載しました。間違っていたらまた教えてください。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 作者ぼさん» 分かりました。ご指摘ありがとうございます。 (2月17日 20時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - ikaさん» すみません!私アカウント無しで作っていて、何かエラーでidが変わっちゃったんで次は今のidになります。またあるかもしれませんが気にしないでください! (1月21日 22時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
ika - 七色和希(地雷皆無)さん» ありがとうございます!真逆ほぼ自己満足で書いたものを楽しんでくださって此方も嬉しいです😊 (1月20日 21時) (レス) id: 245cd98665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ika | 作成日時:2023年11月18日 19時