ごさい! ページ33
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「みっくん、何歳?」
「みっくん、ご!」
小さな手をめいいっぱい開いて答える。
「5歳かあ」
「ごさいかー」
「じゃあさ、太輔」
「ん…?」
「みつ、こんなんだけど、太輔がそう思うなら
今日の夜誘ってみなよ。戻るかもしれないよ」
「ええっ!?5歳児を!?捕まるよ!!」
「一回それは捨てて、いつものみつだと思って。
じゃないと一生このままだぞ」
まあ可愛いからそれも悪くないんだけど。
「…がんばってみる」
「じゃ、俺帰るから。がんばれー」
「わた!わた!」
「おー、みっくん。俺帰るからね。
太輔と仲良くするんだぞ?」
「する!わた、ばいばい!」
「バイバイ」
.
.
「ひろ…」
「たい!」
「……、んあああ!やっぱ無理だよこんなの!!」
「ひっ」
「あ、ごめんな、ビックリしたね」
「たいー♡」
「うっ…かわいい…」
幼い子供には
藤ヶ谷ゾーンなんて通用しないのでした。
end.
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作者名:はちみつ | 作成日時:2016年3月26日 14時